タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

カシューナッツ

 

友人の家の前にカシューナッツの木があり、実がなっていました。パラワンって、カシューナッツが自生しているんですね。初めて知りました。地元の人は、「カソイ」と呼んでいます。

ナッツが入っている身の上の部分がだんだん膨らんできます。

この写真の上の部分にカシューナッツとして食べる部分があり、黄色い部分は食べることが出来ます。カシューアップルと呼ばれているそうです。

味は、なんとも表現が難しい味がします。完熟でないとややえぐみというか柿の渋のような味がするのですが、完熟のものは甘く、ジューシーで、ややマンゴーに似た香りがします。あまりおいしいというわけではないのですが、友人はこれをご飯のおかずにして食べるといっていました。

カシューナッツは、こんな感じで収穫していました。

乾燥させて、二つに割って中身を針のようなものでつまみ出していました。かなり手間がかかる仕事に見えました。商業ベースではなくて、家の前にある木の実をただ集めているだけのようですが、集めて売って家計の足しにしているのかもしれません。いくらで売れるのかな?市価よりは格安でしょうし、作業をしているのはかなり貧しい家庭ですので、今度行ったときに値段を聞いてみようと思います。