タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

命を支えるモノ

 

パラワンに来て大きな変化の一つは、井戸水で生活するようになったことです。今住んでいる家は、水道がありますが、飲み水としては使っていません。隣りの集落にウォーターステーションがあり、ろ過した水を売っています。1回その水を買ったことがあるのですが、妻曰く、「なんか変な味がする」とのことで、飲みたがりません。近くに住む人に聞いてみると、やはり同じように、あまりいい話を聞きませんでした。「飲むと最後に味が残る」とか、「昔はもっと繁盛していてデリバリーをしているのをよく見かけたが、今はあまり買う人があまりいない」ということでした。私的には、ちょっと味を感じる気はしますが、特に違和感を感じるほどではなく、飲み慣れた味というか、フィルターを通した水ってこういう感じだようなという印象で、飲みにくいとは思いませんでしたが、まあ、やはり奥さんの声や地元の人の声を聞いた方が家内安全、平和促進につながりますよね(笑)それで、友人の家の敷地内にある井戸の水を分けてもらっています。

 

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私は、逆にこの井戸水の方が味がするような気がします。最後にほんのり甘みを感じるんですよね。妻もそういっています。この甘さって何だろうとは思いがらも、検査も通っているという話ですし、深さ20フィートの井戸ということで、この辺りではかなり深い部類に入るらしく、友人がいつも自慢げに話しているので、それを信じて飲用水にしています。ちなみに、友人の家から100ⅿも離れていないところに別の井戸があり、一般の人に公開されています。井戸のすぐそばに掘った人の家があって、利用した人はそこにある箱に少額のお金を入れているようです。ある友人は、こちらの水の方がおいしいと言っており、そちらを利用しているとのことです。水には人それぞれこだわりがあるようで、おもしろいなぁと思います。井戸水を飲むようになって2か月以上が経ちますが、今のところおなかを壊したりはせずに生活しています。「水が変わる」という表現がありますが、文字通り新しい水で生活するようになって、だんだん私の体も細胞レベルではパラワン製になってきています(笑)