タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

パラワンへ (1)

 

フィリピンに引っ越してきて、早くも1年以上が経過しました。次なるステップのための準備に少々時間が掛かっている状況ですが、ココはフィリピンですから、慌てても仕方がありません(笑)私がビザを取得できたのが2023年2月でした。1年有効のビザで、更新すると永年ビザになるという仕組みのため、2024年2月が一つのリミットと考えてきました。

そのため、逆算して今年の6月から、パラワンへ移転する準備を本格的に始めました。そして、この9月に、足掛け3週間、18泊19日の旅程でパラワンに行ってきました。

友人の友人に空港まで迎えに来てもらい、友人の友人の家に1泊し、翌朝、バンに2時間ほど乗って、最初の目的地であるサバンというところに向かいました。

目の前まで石灰岩の崖が迫り、日本ではなかなか見かけない形の岩山が至る所にあります。中国の桂林みたいな感じでした。崖や岩山の間の狭い平地が田んぼになっていて、とても美しい風景が広がっていました。

下り坂が多いアップダウンを繰り返す道を進んでいくと、突き当たりが海で、小さな港がありました。

浮かんでいる小さな船は、世界最大の地下河川を見に行くための観光用の船です。パンデミック前は、観光客を乗せたバンが港を埋め尽くすほどだったようですが、まだまだフィリピンの田舎まではパンデミック終焉の好景気は届いていないようでした。また、2021年12月にフィリピンを襲った台風22号(フィリピン名:オデット)の影響をもろに受けて、数十隻あった舟で流されなかったのは数隻だけだったとのことでした。パラワンは、フィリピンではほとんど台風が来ないことで有名な場所ですが、その分、住民の人は対策や準備をほとんどしていなかったようで、被害が大きくなったとのことでした。パラワンにいる間に、「オデット」という言葉を何度も耳にしました。パラワンではパンデミックよりも大きなダメージがあったようです。

サバンでは5泊しましたが、毎日毎日いろいろなシーフードをいただきました。

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自然が豊かで、人が少なくて、静かで、つつましく生活する農村漁村の生活をみることができました。

 

 

 

(続)