自分的に、ちょっといいことがあったので、マクドナルドに行きました。え？なんか間違ってますか？？まあ、それはともかくとして(笑)、私たちがよく歩いている道にある、大学のそばのマクドナルドに入りました。フィリピンのマクドナルドでは、メニューは主に4種類あります。バーガーのセット、フライドチキン＋ライスのセット、スパゲッティ＋バーガーなどのセット、そして"Mix＆Match"という、75ペソでメインとサイドメニューを1種類ずつ自分で選んで組み合わせるセットです。向かって一番左にあったのが、この「バーガー バリュー ミールズ」でした。
一番のウリは、チーズバーガーのセットのようです。(マクドナルドでは、チーズバーガーって ”Cheeseburger” という１つの単語なんですね。知りませんでした。) Mサイズのドリンク＆フライドポテトか、Sサイズのドリンク＆フライドポテトかが選べます。そして、その二つ隣りに、「Cheezy Burger Mcdo」という、興味深いメニューがありました。チージーなバーガーですか。どんなものが出てくるんだろう。。。ということで注文して出てきたのがこちら。
こちらが、謎バーガーの、Cheezy Burger Mcdo です。
こちらが、正真正銘正統派の Cheeseburger です。
片方だけにフラッシュが飛んでしまいました。違いは、うーん、ピクルスと玉ねぎがあるかないかの違いが一番大きいと感じました。チーズバーガーは、ケチャップの味を感じたかな。チーズとパティは違いが分かりませんでした。チーズィーバーガーは、ソースもチーズっぽくしていたかも。個人的には、ピクルスの酸っぱさがアクセントになっている”Cheeseburger” の方がおいしいと思いました。
レシートはこちらです。
チーズバーガー＋Sコーラ＋Sポテトで122ペソ（約300円）。チーズィーバーガー＋Sパイナップルジュース＋Sポテトで111ペソ（約275円）。パイナップルジュースはプラス10ペソなんですね。どおりで、注文する時に必ず「飲み物は、パイナップルジュースですか？」と聞いてくるわけだ。そうそう、サイズも「Mサイズですか？」とだけ必ず聞いてきましたね。マニュアル通りの接待が徹底していてちょっと驚きました。チーズバーガーのSセットが300円と日本円で考えると、かなり安く感じますね。タイでももっと高かったと思います。ただ、指差しでおかずを選ぶ庶民的な食堂では、野菜のおかず2品で60ペソ（約150円）肉のおかず２品で80ペソ（約200円）というのが相場なので、それと比べるとやや高いかな。でも、思ったより安いかなとも思います。
フィリピンに来て初めてマクドナルドに行きましたが、定番の味、期待は越えてこないがしっかり期待通りの味がして、ホッとしました。マクドナルドのハンバーガーは、パティはぱさぱさでしょっぱいし、チーズもヘンにチーズ臭いし、バンズもただふわふわなだけでとくにおいしいとは思わないですが、あれが一つに合わさった時のハーモニーの素晴らしさに感動してしまうんですよね。なぜなんでしょう。あまり使いたくない言葉ですが、一口かじると、口の中で「唯一無二」の食べ物になるというマジック、本当に素晴らしいと思います。食べ終わったら必ずげっぷが出るのに、食べている時はおいしいと思えるんですよね～本当に不思議です。
タイでは、ふらっと座った露店でもおいしいものが食べられるのですが、フィリピンでは、「おいしい！」と思う食べ物になかなか出会えないんですよね。そんな中、いつも素通りしていたマクドナルドで、小さな満足感を味わえた、そんなある日の夕方でした。
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