タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

いざ、懐かしのタイへ (1)

 

前日まで通常通りに仕事をし、いろいろな雑用に追われていて、ほとんど旅行の準備をしないまま出発の当日を迎えました。朝起きて、市場やお店を回ってお土産を調達し、11時ごろに家を出発、バギオのビクトリーライナーのバスターミナルに向かいました。

バスターミナルに着いたのが12時15分頃で、12時発のバスが発車したばかりでした。次のバスは13時半とのことで、ここで1時間以上待つか、あるいは満席になるのを待っていてまだ出発していない12時15分発のデラックスバスに乗るかの選択に迫られました。飛行機に乗り遅れると困るので、普段は乗らないデラックスバスに乗ることにしました。デラックスバスは社内にトイレがついていて、トイレ休憩なしでマニラに直行します。運賃はオーディナリーより100ペソくらい高いですが、時間を買えます。座席も少しゆとりがありました。(今は、各席が独立しているファーストクラスバスができたので、デラックスバスはいくらか安くなりました。)ただ、これに乗るかどうか思案しているうちに、残りの座席は最後の2座席となってしまい、私たちが座れたのは一番後部の座席、しかも私はその真ん中の、通路の突き当りの席でした。

しかし、お土産を探し回って疲れたのか、車内の約5時間の旅はほとんど寝てしまいました。デラックスバス、いいですね。100ペソの違いであれば十分元が取れると思います。ビスケットとミネラルウォーターのサービスもありました。また、マニラ市内の高速道路が延伸していて、渋滞にハマる時間が短くなったので、以前に比べると旅行時間が30分から1時間くらい短縮しています。少しずつですが、フィリピンも進化しているのを実感します。

マニラに着いたのは17時半頃でした。予定より十分早く着いたので、パサイのターミナルから空港までは歩いていくことにしました。夕暮れ時はマニラもいくらか涼しくなり、汗だくになることはなく歩けました。やはり、マニラのほうがバンコクより暑さをしのぎやすい気がします。歩きがてら、見かけた食堂で夕食を取りました。

https://goo.gl/maps/hfHFcmy4wyA3e9Lg6

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上は牛肉と瓜の煮物、下はゴピスという内臓のレバーのピリ辛のおかずです。どちらもおいしかったです。これまでフィリピンの道端にある食堂で食べた中では1番おいしかったですね。お店はバランガイホールのすぐ隣りにあり、小ぎれいで地元の人もたくさん利用しているようだったので入ってみたのですが、大正解でした。他にもおいしそうなおかずが並んでいたので、リピートするかもしれません。ちなみに一人分のお値段は、お肉のおかず1つ60ペソ(約150円、40バーツ)+ライス10ペソ(約25円、6バーツ)の計70ペソ(約170円、45ペソ)でした。日本円では格安に思えますが、タイだとおかずが2つ付く値段です。

パサイのビクトリーライナーから空港の第3ターミナルまでは4キロ弱で、歩いても小1時間です。第1第2ターミナルはもう少し遠いですが、私たちがよく利用するセブパシフィックとエアアジアは第3ターミナルなので、時間に余裕があって荷物がバックパックだけであれば問題なく歩けます。いくら請求させるかドキドキしながらタクシーに乗るよりも気が楽ですし(笑)私が歩いたのは3回目でしょうか、以前歩いたのは夜でしたが、今回はまだ薄日の残る夕方だったので、道中市内見物もできましたし、おいしい食堂を見つけましたので、楽しいお散歩でした。歩いて空港に着くと、1階は到着ターミナルのため、1番手前のドアのみが入口になっているのでそこから入って、2階の出発ターミナルに向かいます。

 

(続く)