タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

日本へ一時帰国 (15)

 

宮崎を大満喫した後向かったのは、熊本県です。

インドネシアに住んでいる人とバンコクで知り合い、今は実家の熊本にいると聞いていたのでコンタクトを取ったら会えることになりました。私たちが伺う直前に、ご家族が近日中に手術を受けることになり、コロナ対策の用心のため、実家で会うことはできませんでしたが、久しぶりに再会を果たせてうれしかったです。

阿蘇に連れて行ってもらいました。

夜は温泉に入りました。

露天風呂はいいですよね~

宿に行く前に豚骨ラーメンを食べました。

小さな町の小さなラーメン屋さんでしたが、これぞ豚骨ラーメンという味のラーメンに出会えて感動しました。友人が、おいしいものに詳しい友人に電話してこのお店を教えてもらっていました。やはり、おいしいお店を探すのは、地元の人に聞くのが一番ですね。

友人との再会は短い時間でしたが、バンコクで会った機会を今までつなげることができていることがうれしかったです。いずれインドネシアに戻るとのこと、またどこかでお会いしたいですね。

今回の帰国も、前回と同じく、大勢の友人に支えられて無事フィナーレとなりました。翌日、なんと宮崎でお世話になった彼が、福岡空港まで送ってくれました(彼らは、昨日熊本まで送ってくれて、その後島原に住む友人と熊本市内で会っていました。本当にありがとうございます)。

搭乗口の近くに、セブンイレブンがあったのですが…

フィリピン人御用達の日清シーフードヌードルが箱売りされていました(笑)マニラ線はいつもこの搭乗口なんでしょうね。こういうフレキシブルなことができるのも、空港を運営しているのが民間会社だからなんでしょうか。

帰国した10月29日は、台風がフィリピンに直撃した日でした。

しかも、ほぼマニラ直撃です(笑) マニラ発の飛行機は時間が遅れながらも到着しました。私たちの乗るマニラ行の飛行機は、マニラ着が18時の予定でしたので、飛行機が遅れた分、台風が通り過ぎた後にマニラに着けるかと思いましたが、そうは問屋が卸しませんでした。私たちの乗った飛行機のルートを調べてみると…

目的地のマニラの手前でくるくると旋回し、そこでフライトが終了しています。マニラの北約100kmにあるクラーク国際空港にダイバーシティと相成りました。機内でマニラの空港の着陸許可を1時間ほど待ちましたが、結局許可は下りず、飛行機での移動はここまでになりました。そこからマニラまではバス移動とのことでしたが、私たちの目的地は、ここからだとマニラと正反対の方角になるので、ここで降りたいと係員に伝えると、書類にサインをすればOKということになりました。

そうそう、着陸してすぐにお菓子が出ました。さすが、苦情が出る前にサプライズの機内サービスとは、手慣れてますね、セブパシフィックさん。

「マニラの空港の着陸許可が下りていません」「降りられないのでクラークに着陸します」というアナウンスは英語で一回きりでした。そのせいか、乗っていたフィリピン人は起きたことをほとんど理解していない様子でした。しかし、大きな混乱もなく、入国手続きと預け入れ荷物を受け取って、ほとんどの人はバスでマニラに向かっていました。

ここからは、自力での移動となります。空港から、最寄りのバスターミナル行の路線バスがあり、時刻表ではまだ最終のバスがあるはずなのですが、台風のためかバスはもうないと言われました。残る移動手段はタクシーなのですが、空港職員の人に聞いてみると、200ペソで行けると思うよと言われました。そこでタクシーの運転手に聞いてみると、遠いから500ペソだと言って譲りません。困りましたが、選択肢はなく、他にタクシーに乗りたい人がいたのでお互い250ペソ出して乗り合うことにしました。先にその人を目的地で下ろした後、Dau Bus Terminal まで行ってもらいましたが、タクシーで15分くらいでした。全然遠くないよね(笑)ああ、フィリピンに戻ってきたなぁと感じた瞬間でもありました。

Dau は、バギオ行の長距離バスがトイレ休憩する場所です。それで、休憩で止まっているバスの車掌さんに空きの席があるかどうか尋ねると空いているとのことでしたので、スムーズにバスに乗れました。マニラよりもバギオに近いところに飛行機が下りてくれたので、時間的にも交通費的にもほとんどロスがなく、家に帰ることができました。

ということで、実家に15泊、九州に9泊の合計24泊25日の比較的長い一時帰国が終了しました。9月中旬にバンコクからバギオに引き揚げてきて、まずは19日間の滞在して、その後10月に日本に一時帰国ということで、これでようやく引っ越しに関連したスケジュールをこなすことができました。ここから、腰を据えてフィリピンでの生活を始めることができます。ちなみに、クラークでフィリピンに入国した時も、全く問題なく1年間有効のバリックバーヤンプログラムで入国できました。この1年の間に、フィリピンでの生活の基盤を固めていきたいと思います。現在は、バンコクにある会社の仕事をリモートで働いている形になっていますが、ゆくゆくはマニラにある別の関係会社に籍を移して同じ仕事を続ける見込みです。そのためには、配偶者ビザに切り替える必要があります。そのほか、車やバイクの免許を取得したいですし、銀行口座開設や携帯電話契約なども必須です。また、奥さんの実家のリフォームをして家の一部を賃貸として貸せるようにしたいとも考えています。やらなければいけないことがいろいろありますね(笑) まあ、体調を壊さないように一つずつこなしていきたいと思います。

 

(終)