ポロモロックで2泊させてもらい、その後、北上してムランという町に向かいました。まずはポロモロックのバス停に行きました。主要国道から少し入ったところに、バスが着けるスペースがありました。朝6時過ぎでしたが、すでにバスを待っている人がいました。
隣り町のジェネラルサントスから、北コタバトのイスラン行のバスが来ましたので、それに乗ってまずはタクロンを目指します。
バスのチケット
バスに揺られること約2時間、タクロンのバスターミナルに着きました。
ムラン経由キダパワン行のバス
バスの前では、飲み物やお菓子を売る人が待機していました。
ムラン行のバスのチケット
フィリピンではこういう紙のチケットが長距離・中距離バスでは主流です。ちなみに、バスは中国製が多いですね。こうして、バスを乗り継いでムランに到着しました。
ムランに住んでいるのは、バンコクで知り合った友人の家族です。当時は小学生の子供を連れて、家族3人でバンコクに渡ってきていました。奥さんが主に働き、旦那さんは奥さんの仕事の手伝いや家事をしていました。一旦家族でフィリピンに戻りましたが、その後奥さんだけバンコクに再び出稼ぎに来ていました。その後、家族みんなで生活することを決意、私たちがフィリピンに来る1週間前にフィリピンに帰国していました。帰国後、家族で小さなレストランとケータリングサービスの仕事をはじめ、少しずつ軌道に乗っている様子でした。お店で出している料理をごちそうになりました。
彼らは、バンコクに来る前も、豚の丸焼きを作って売っていたようでしたので、もともと商才があるのでしょう。新しい商売もうまくいってほしいと思いました。
(続)