7月25日火曜日の午前中から風が強まり、今年3つ目の台風がやって来ました。午後から雨が降り始め、夕方にはかなり強まり、停電が始まりました。翌水曜日は一日中風雨が強く、停電も続きました。スマホもほとんどインターネットが繋がらず、職場に連絡ができないままお休みすることになってしまいました。終業時刻後に上司から安否を気遣う電話をもらいました。国際電話を掛けさせてしまい、スイマセン。
台風の進路を見ると、フィリピンには上陸せず、私が住んでいるところに最も近づいたのは火曜日の夕方から夜にかけてでしたが、その後丸一日以上嵐が続きました。フィリピンの台風、恐るべし。
今回の台風では、スマホに自動的に警報が入ってきました。
政府の政策の一環なのでしょうか？日本でもやればいいのになと思いました。メッセージは英語ではなくてタガログ語でした。その方がすべての人に確実に通じるんでしょうね。
それにしても、電気もインターネットも止まると、何もすることがありません。丸一日以上停電すると、電子機器のバッテリーはみるみる残りが少なくなっていきます。次の台風が来るまでには、なにかの対策をしないとダメですね。木曜日の未明に電気が復旧しましたが、足掛け3日の停電には参りました。
木曜日は、風は収まって来ましたが、まだまだ雨は降り続いていました。停電もなく、インターネットも繋がって、仕事もほぼ問題なくできました。これで一段落着いたかなと思いましたが、金曜日になって、台風の影響が大きかったことが分かりました。
Mines Viewの近くでは、電柱が傾いたり、完全に倒れていたり、大きな木が倒れて道を塞いだりしていて、メインの通りが通行止めになっていました。
市場はまだ停電していて、お店ではろうそくで明かりを取っていました。
私達の家は丘の中腹くらいの所にありますが、そこから丘を登って丘の反対側に向かう細い抜け道は、風で飛ばされてきた落ち葉や小枝で一杯でした。抜けた後の道は…
地すべりが発生してました。2週間くらい前に、私有地に勝手に住んでいた人たちが強制的に立ち退きになっていたのですが、ちょうどその部分が軒並み流されていました。執行が遅れていたら、危なかったのではないかと思います。道の下の土がかなり流されていますが、実はこの道は私たちがよく通っている道で、この日はこんなことになっているとは気付かずにこの道を歩いていました。この部分を過ぎて少し開けたところから見たらこんなことになっていて驚きました。明日からどうしようと考えています。
「しっぽが長い台風」という言い方を聞いたことがありますが、台風が最接近してから雨風が収まるまで3日もかかるとは驚きです。ましてや、台風直撃ではなかったのにこれほど爪跡を残しているというのはすごいですよね〜 改めて、フィリピンの台風を舐めてはいけないと心から感じました。。。
