タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

いざ、懐かしのタイへ (6)

 

おいしいものを食べ、懐かしい友人に会い、今後の仕事にも道筋が付き、短いながらも充実したタイ旅行が終わりました。旅はいつか終わるんですよね。現実に戻る時が来ました。節約旅行のため、タイへの往路はバックパックのみ、預け入れ荷物なしでした。しかし、帰りは、引っ越しの時に持っていけなかった荷物とタイで買った方が安い日用品を持って帰るために、32㎏+20㎏の荷物を付けておきました。利用するのはセブパシフィック航空ですが、この航空会社の預け入れ荷物の仕組みが謎で、20㎏も32㎏も個数はそれぞれ1個という縛りがあります。1個32㎏の荷物を空港に持って行くのはなかなか容易なことではありません。というか、荷物を積み下ろしする人も大変だと思うのですが、航空会社的には個数が多いよりは節約になるのでしょうか。ということで、1個32㎏と1個20㎏の荷物は、こちら。

泊めてもらっていた部屋のアパートに、ガスボンベを運ぶような、荷物を運ぶ車輪付きの道具がありましたので、これを借りてエアポートリンクの駅まで運びました。

ただ、問題はこの荷物が何キロあるかということです。普段は、家かコンビニの前にある体重計で量るのですが、近所のコンビニを3件回りましたが、全て壊れているか体重計を置いておらず、きっちりと計量することはできませんでした。近くにあった小さなホテルで、手にもって量る小さな吊り下げ式のばね量りを貸してもらって量ることができましたが、なんかちゃちい感じがして、あまり信頼できませんでした。多分オーバーバッゲージはしていないと思うのですが、何キロかよくわからない状況で空港へ行き、チェックイン前に空港内の無料のはかりで量ってみました。大きい方は。。。

なんと、ぴたり賞!しかも、小数点第一位まで!!小さな方は。。。

こちらもほぼピッタリ、堂々のニアピン賞!制限を超えない範囲で目一杯安い物を持ち帰りたいという私たちの気持ちが乗り移ったような量りの数値でした(笑)手荷物にはまだ余裕があったので、最後に砂糖を1㎏買いたいなと思い、空港内にあるセブンイレブンを2件回りましたが、さすがに置いていませんでした。やはり、私の考えることは一般の人の考えることとは違うのだなとヘンに納得しました(笑)

ということで、大きな荷物と共に今家があるフィリピンへ「帰国」しました。以前はタイに帰国したのになぁと思いながら。。。

マニラでは、さすがにこの荷物をもってバスターミナルまで歩くことは不可能ですので、キャリアに荷物を載せたまま、空港内のエレベーターで3階の出発ロビーへ向かい、客を降ろした後のタクシーを捕まえました。最初のタクシーは渋滞しているから500ペソと吹っ掛けてきましたので無視。というか、がっかりしたので少し毒のある言葉を吐いてしまったら、妻に怒られました。イカンイカン。こんなことでイライラしていたら本当に命がいくつあっても足りません。幸い、次のタクシーはメーターで走ってくれました。

ということで、楽しいタイ旅行はこれでおしまいです。次はいつ行けるかな?日本に一時帰国するのとは違って、タイは行かなければいけないという理由が今のところありません。休暇で行くのか、休暇であればまだ行ったことのない国にも行ってみたいしとも思います。何か、行く理由ができるといいなとひそかに願っています。可能性があるといえば、誰かタイにいる友人が結婚してくれれば、一番ハッピーな理由になるのですが、どうでしょうか(笑)

 

(完)