先週は、
月曜日と土曜日の2回、
スワンナプーム国際空港に行く用事がありました。
月曜日は義理の妹のお見送り、
土曜日は友人のお見送りです。
以前は、
お迎えやお見送りに、
よく空港に行っていましたが、
今回はかなり久しぶりでしたね。
昨年の4月ぶりかな?
前回行った時は、
まだまだコロナ禍の真っ最中で、
空港は死んでいました。
飛行機の発着を知らせる電光掲示板は、
CANCELLED
の赤い文字がズラーっと並んでいて、
気味が悪い感じでした。
98%とか99%が欠航していた、
あの頃です。
しかし、
各国がコロナ対策を修正し、
国境を超えての人の移動が戻り始めています。
ましてや観光立国のタイ、
経済や雇用はかなりのダメージを受けていますが、
少しづつ傷を癒やしつつある過程という感じでしょうか。
空港にも、
少しづつ人の姿が戻ってきました。
長蛇の列はごめんですが、
やはり観光客の姿がある風景の方が、
空港にはお似合いですね。
キャンセルのフライトも
ずいぶん減ってきました。
今回の友人の見送りの時は、
入国するための事前のオンライン登録を忘れていて、
空港カウンターの前で1時間半くらい足留めを食うという、
想定外の展開でしたが、
チェックインする人がほとんどおらず、
全く迷惑を掛けているという感じがありませんでした。
コロナの意外な恩恵(?)に預かりましたね(笑)
それにしても、
オンラインの登録は、
なかなか面倒くさいですね。
入力する項目がたくさんあって、
カウンターの前でテンパった状態の年配の人がスマホで入力するのは、
至難の業だと思いました。
しかし、
最終的には無事飛行機に乗れて、
胸をなでおろしました。
フィリピンは、
帰国者の隔離期間がなくなりました。
合わせたように、
タイ政府が支給してきた"Covid Visa"
(通称・各種のビザホルダーが、帰国が難しい等の事情を考慮されて60日の期間で与えられ、何度でも取得できる運用が続いていました)
の更新や取得が厳しくなってきましたので、
労働許可証を持たずに働いてきた人たちは、
帰国を具体的に検討する必要が出てきています。
定期的に一時帰国していた人のホームシックも、
頂点を迎えているというか、
もう限界という域まで来ているので、
身近な人が帰国すると聞くと、
それじゃ私も帰国しよう、
となるのが人の心というものですよね。
コロナ禍で、
予定していたフライトがキャンセルになった人たちが、
返金ではなくて、
航空会社に預けるトラベルファンドを
選択したケースも多いですが、
その有効期限が近づいているというのも、
帰国を後押しする要因となっています。
おかげで、
最近はいろんな人から
航空券の予約や問い合わせを
受けるようになりました。
アフターコロナの足音が、
着実に大きく聞こえるようになってきたと感じる、
今日この頃です。