タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

いざ、懐かしのタイへ (2)

 

飛行機は定刻通り午前12時10分に出発。席はほとんど埋まっていました。出稼ぎでタイに行くあるいは戻る人もいましたが、どうみても働きに行くという感じではない、観光客らしい人が多いのにびっくりしました。9月にフィリピンに向かった便はガラガラでしたが、この半年ですっかりパンデミックも収束してきたんだなあと実感しました。そして、定刻通り午前2時45分にバンコクに到着しました。バンコクもバンコクで、夜中でも空港には観光客がたくさんおり、イミグレーションには結構列ができていました。

私のパスポートには、3月31日までの滞在許可のスタンプが押されました。今タイはパスポートだけの滞在であれば45日間滞在できます(以前は30日間、パンデミック収束で期間が延長されています)。しかし、私はまだ労働ビザが残っており、リエントリーを取っていたため、そのビザの期限が滞在期限でした。滞在期間が10日以下のスタンプを押されるっていうのはなかなかない機会ですよね。ちょっと変な緊張感を覚えました。

久しぶりに未明の時間に到着するフライトで、空港についてもまだ電車が走っておらず、何もすることがありません。手荷物だけの入国でしたので、イミグレーションを過ぎると手持無沙汰でしたが、スワンナプーム空港の1階には、空港スタッフも利用するフードコートが24時間営業しています。そこで、さっそく懐かしのタイ料理をいただきました。

澄んだスープのクイッティアオ、トムヤム味のクイッティアオ、そしてパッタイ。お味は、もっとおいしい屋台はたくさんあるかなぁという程度ですが、久しぶりに口にするタイ料理ですのでこれで十分です。久しぶりにパクチーを食べたら、意外にヘンに感じました。タイにいる時は好きな味でしたし、その後のタイ滞在中はおいしく感じたのですが、この空港で食べた時だけなんか違和感がありました。やはり半年食べていないと味覚の記憶もリセットされてしまうのでしょうか。

https://goo.gl/maps/q2whwbyfi8vR5ELG7

格安航空会社のフライトでは当たり前の深夜便でしたが、飛行機に乗る前のバスで熟睡してしまった私は、飛行機では寝れませんでした。妻は飛行機でぐっすり寝ていたので、空港では目が冴えていた様子でした。久しぶりのタイ料理で夜食を楽しんだ後、セブンイレブンで買った3in1のコーヒーを飲みながら(以前は16バーツでしたが18バーツに値上がりしていました)、空港のフリーWi-Fiで連続ドラマ小説を1週間分見て(いまごろ夫婦で「なつぞら」にハマっています(笑))、ゆっくりと空が白んでいく様子を見ていました。久しぶりにタイに帰ってきて、まだ未明の時間の空港内なのに思ったより楽しく空港で時間を過ごしてしまいました。やっぱりタイっていいですねー 予定より遅れて6時半過ぎに電車に乗って市内へ向かいました。