タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

いざ、懐かしのタイへ (3)

 

エアポートリンクで市内に向かい、ランカムヘーン駅で降りました。朝まず向かったのは、友人の家です。最初に寄ったのは、近所に住んでいた日本人の友人です。預かってもらっていた銀行通帳と所得税還付の書類を受け取りました。次に向かったのは、前に住んでいたアパートです。タイにいる8年半は一度も引っ越しをしなかったので、ムスリムの80代の大家さん、アパートの掃除に来るおばさん、斜向かいの部屋のおばさんなどすっかり顔なじみになっていて、サプライズで行って驚かせたいと思っていました。そして、今回そのみんなと会えました!短い時間でしたが再会を喜び、お土産も渡すことができました。その次に向かったのは、滞在中の宿舎の鍵を預かってもらっているフィリピン人の友人です。今回の旅行ではバンコクで5泊しましたが、その間は今フィリピンに帰省している別の友人の家に泊めてもらいました。鍵を受け取るだけと思っていたのですが、ぜひ上がってということで話が長くなり、つい長居してしまいました。彼ら友人夫婦は二人とも教師をしていましたが、条件の良い仕事がなかなか見つからないようで、仕事探しのリミットを決めており、いいものが見つからなければ帰国を考えている様子でした。半年変わるといろんなことが変わりますね。

お昼過ぎまでそこで話し込んでしまい、次に向かったのはバンチャークにある免許センターです。タイの免許証の更新月が近づいていて、更新するか、もうあきらめるか悩んでいましたが、とりあえず、フィリピンの免許に切り替えに仕えればと思い、国際免許を取れないか相談してみました。しかし、国際免許を取るためにはタイの現住所を証明できる日本大使館発行の書類が必要と言われました。ワークパーミットがあればできると思っていたのですが、私のワークパーミットには住所が書かれていないため、不可とのこと。そのため、免許の更新も国際免許の取得もあきらめました。ちょっともったいない気もしますが、フィリピンに移住すると決めた以上失うものもあると受け止めることにしました。(後で見たら、タイの入国管理局発行の在留証明書 -Residence Certificate in Thailand でも国際免許を取得できる可能性があることが分かりました。よく調べておけばよかったです。。。

朝からここまで、空港からずっと手荷物を持ったままの移動でした。寝不足のせいもありますが、バンコクの暑さも厳しく、体が限界でしたので、とりあえず荷物を置くために宿泊先に行って一息入れることにしました。最初に来たエアコンバスに乗りましたが、これで生き返りました。日中のバンコクの暑さは、さすがにこたえました。。。ラチャプロップにある部屋でシャワーを浴び、一息ついて、30分ほど仮眠し、別の友人と会って夕食を取るため再び部屋を後にしました。

食事はどこでしようかなと考えたのですが、バンコクにいる時は何度もお世話になったSizzlerのサラダバーを食べたいと思い、エカマイのSizzlerで会うことにしました。あっていない期間は半年だけなのですが、お互いこの短い時間でいろいろと環境が変わっていて、いろんな話の花が咲きました。

バンコクに着いた初日、友人3組の夫婦と会い、免許の懸念もとりあえず解消でき、いろんなことが順調に進んだ一日でした。友人と再会するというのは、旅の醍醐味ですね。というか、そういうことが旅の醍醐味に感じる年になったんだなと、この旅でつくづく思いました。

 

(続く)