フィリピンに着いて、
まずしたかったことの一つは、
タイで知り合った友人たちを訪問することです。
タイで生活していた8年半暮らした間に、
いろいろなフィリピン人と知り合って、
仲良くなりました。
その中には、
いろいろな理由でフィリピンに帰国した人もいます。
健康状態や、
高齢が理由で帰国している人もいますので、
その後、元気にしているかなと気になっていました。
タイでお世話になった皆さんが、
故郷のフィリピンで暮らしているところに遊びに行ってみたい、
と前々から思っていたので、
引っ越しの片づけがひと段落したところで、
早速訪問してきました。
最初の訪問先は、
マニラから南へ100㎞、バスで3時間弱のところにある、
ケソン・プロビンスのカンデラリアというところです。
マニラのクバオから乗ったバス
ケソン・プロビンス方面のバスは、
幾つかのバス会社が運行しているようですが、
私たちが乗った Raymond は、
もっと先の場所が目的地になっていて、
カンデラリアは、バイパスを通って通り過ぎてしまうことが
(乗ってから)分かりました(笑)。
※基本的に、バス会社の人は、自分のバスに乗ってほしいので、
行先を聞いても「行くよ」「大丈夫だよ」としか教えてくれません。
カンデラリアに行きたい方は、
Jac Liner のルセーナ行のバスをおススメします。
そんなこんながありましたが、
スマホの位置情報の助けもあり、
バイパスの通り沿いで一番市内に近い所で教えてもらい、
そこまで迎えに来てもらいました。
友人とは3か月ぶりの再会でした。
年齢的にドメスティックヘルパーの仕事が難しくなってきて、
ビザの問題もあったので、
長年の海外生活にピリオドを打つ決意を固めて帰国、
という経緯だったので、
がっくり来ていないかなと心配していましたが、
健康面でも霊性の面でも元気そうで、
ホッとしました。
訪れたカンデラリアは、
平坦な地域で畑が広がる、
のどかなところでした。
友達をつてに遊びに行って、
再会を喜び、
それを機会に、
新たな友達ができたり、
地元の人しか知らないようなものを
食べたり見に行ったり体験できるというのは、
また格別な旅です。
人とのつながりや、
友達関係を続けていくことは大事だなと、
日本を離れて海外で生活するようになって、
しみじみと感じるようになりました。
(続)