プエルトプリンセサのアンダーグラウンドリバーの団体旅行に参加すると、そのほかにセットになっている観光地がありますが、その一つが、ウゴンロックです。
この辺りの山は石灰岩でできており、洞穴がたくさんあります。そのうちのいくつかが観光開発されています。名称となっている「ウゴン」とは、タガログ語で「エコー」という意味があります。その名前の由来となっているのは、こういう現象があるからです。
岩山の裏手に、今は使われていないアトラクションの跡地がありました。
これはけっこうスリルがありますね（笑）なんでやめちゃったんだろう。。。
岩山を遠くから見ると、こんな感じです。
このあたりの観光地は、地元の人たちで構成される協同組合が運営しているところが多いです。ツアーガイドやメンテナンスの仕事、併設されている飲食店などが、田舎では貴重な雇用先となっています。
地元の人から聞いたところによると、入園料の一部が団体旅行の案内人にキャッシュバックされる仕組みになっているとのこと。私たちは、地元の人と一緒だったので無料で見学させてもらいました（全く無料だと申し訳ないので、コーヒー１杯だけ飲んできました）。観光客は、ほとんどが外国人か裕福なフィリピン人ですので、彼らにとっては、入園料は大した金額ではないのでしょうが、地元の人にとってはかなりの金額ですので、いい意味でツーリズムが産業となっているんだなと感じました。
