タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

ガス欠

 

自分でもなぜだかよくわからないのですが、なるべく軽いタンクで走りたい、ぎりぎりまで給油をしたくないという考え方が強い私。そのせいでしょう、ガス欠したことも何度かあり、自動車保険を2回使った記憶があります。10L無料で届けてくれるんですよね~首都高のぐるぐる回る登りのトンネル内で力尽きた時はさすがに焦りましたが(交通違反ですよね)。今住んでいるサバンは、町に1つガソリンスタンドがあるだけで、次のガソリンスタンドは、山をいくつも超えた30km以上先あります。こんなところでガス欠をしたらえらいことになる。。。と思っていたのですが、この前、やってしまいました。

この日、家から片道7kmくらいのところに住む友人を迎えに行きましたが、途中にある大きなS字のカーブで、カクカクカクッと車のスピードが一瞬落ちる現象が発生しました。うん、この感じ、なんか知ってるー、懐かしい、カーブの遠心力でガソリンが振られて、うまくエンジンまで入って行かない時に起こるヤツだなぁ。もうガソリンはかつかつか~ということで、友人を拾って、目的地までの途中にある小さな店で、ビール瓶に入れて小分けに売られているガソリンを1L買いました。1L84ペソ(約225円)。ガソリンスタンドより割高ですが、人を載せている状況で止まってしまうわけにはいかないですから、他に選択肢はありません。無事、彼らと一緒に目的地まで到着しました。その後、2時間後ぐらいでしょうか、彼らを家まで送り届けて、ご飯におよばれして、そのままカラオケ大会となり(フィリピンあるある)、夜9時を過ぎて家に帰る道の途中、先ほど通ったS字カーブで、やはりカクカクカクッとスピードが落ちました。ん、もう1L使い果たしたか、あとはどのくらいタンクに残っているかだなぁと、変に落ち着いた気持ちで帰り道を急いでいたのですが、残念、あと家まで700mというところで、エンジンが息絶えてしまいました。。。とりあえず、この日は車を少し広い路肩に停め、歩いて帰りました。

次の日、家から歩いて5分くらいのガソリンスタンドに行って、ガソリンを買いました。

こちらは、ペットボトルでも平気でガソリンを売ってくれます。フィリピンでは、ガソリンは緑色なんですね。

ちょうど緩やかな下り道でエンジンが動かなくなりましたので、クラッチを切って惰力でゆるゆると走って、路肩の広いところに停めました。

車の給油口はこんな感じ。

カギがかからないので、ガソリンを抜き取られそうで怖い。鍵付きのフューエルキャップをLAZADAで購入したのですが、車の車式を見て買ったのにサイズが合わず、使えませんでした。くすん。キャップを開けて…

誰が作ったのか、ペットボトル製のじょうごを使って給油します。

こんな田舎に住んでいて、ガス欠は命取りにもなりかねませんので、今後は絶対にこういうことのないよう、気を付けたいと思います。いつも満タンだと、災害対策にもなりますしね。

最後に、ちょっと言い訳してもいいですか?車が止まった時の燃料計の表示は…

全然Eより上ですよね、針。。。白い太線よりまだ上にあります。満タンにすると、上の白い太線を振り切ってFの文字に重なるところまで上がるので、てっきりこのゲージは信頼できると思っていましたが、Eに近い部分は不正確みたいです。っていうか、Fに近い部分が不正確なのは全く困りませんが、E側が信頼できないって、あまり意味がないですよね、この燃料計。相棒をしっかり把握する上で、一つ勉強になりました(笑)