タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

日本へ一時帰国 (2)

 

日本の実家に着いたのは水曜日の夜でした。

 

翌日、木曜日の朝一番で、

一時帰国で最初の手続きをするべく、

イミグレーションに行ってきました。

 

東京出入国在留管理局 高崎出張所

 

混み合うことを避けるために、

受付開始1時間前に行ったら、

2番目でした。

(受付開始のころには10人くらいの人が集まっていました)

 

私たちの用事は、

妻の「在留カード」の更新です。

 

このカードは、

有効期限が7年で、

地元の市役所などではなく、

最寄りの地方出入国在留管理局で発行してもらいます。

 

法的にも重要視されており、

在留外国人は常時携帯義務があり(パスポートだけではだめ)、

警察官などに提示を求められた場合は提示の義務もあり、

在留カードを携帯していなかった場合は20万円以下の罰金、

提示に応じなかった場合は1年以下の懲役又は20万円以下の罰金、

有効期間更新申請を申請期間中に行わなかったときは、

1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処せられることがある、

という、なかなかすごいカードです。

 

パンデミックのせいで帰国できず、

有効期間が切れてしまったため、

帰国後真っ先に更新申請をしました。

 

手続きは簡単で、

窓口で古いカードを見せるとすぐに申請用紙を渡され、

必要事項を記入して待つこと40分位で発行してもらえました。

費用も無料です。

 

ただ、

カードを受け取る時に、

市役所ですぐに登録してくださいねと言われました。

 

基本的に、日本に在留している外国人向けの書類なので、

そう言ったんでしょうが、

私たちは現在海外で生活しているので、

日本に住民票はないんですよね。

 

しかし、

この係官の発言がとても重要であることを、

数日後に、意外なところで思い知ることになります。

 

私たちにとってこのカードには、

カードに書かれている「在留資格」の欄が重要で、

妻が日本の永住許可を持っている証明になります。

 

海外でもこのカードの提示が必要な時があり、

今回フィリピンから日本に向かう時にも、

マニラの空港でチェックインの時に提示を求められました。

 

さらに、

フィリピンでは、

フィリピン人が海外に出る時に、

Travel Tax という税金がかかります。

 

日本の永住許可があると、

税金はとても安くて済むのですが(200ペソ、約485円)、

今回は、在留カードの期限が切れていたので、

普通のフィリピン人と同じ額(1,620ペソ、約3,950円)

の納税を求められました。残念。

 

(職員のお小遣いになっていたりして、なんてちょっと疑ってしまいました、スイマセン。)

 

とにもかくにも、

無事新しい在留カードが手に入って、

ホッとしました。

 

有効期限は、今回手続した日から7年間ありました。

こういうところは意外に親切で、ちょっとびっくりしました。

次回は、ちゃんと有効期限内に更新したいですね。

 

イミグレーションからの帰り道、

とても美味しいと評判の、

コンビニコーヒーを試してみました。

 

(帰国したらしたいと思っていたことを、どんどんやっていく征服感で、テンションが高まります)


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コレは確かにおいしいですね。

 

日本滞在中に、

主要コンビニはすべて試してみましたが、

(カフェオレ限定)

この時のファミマが1番おいしかった気がします。

 

手続きが無事終わったことと、

まだ日本の寒さに慣れてなかったことと、

まだファミマTカードが使えたうれしさの

バイアスがかかっていたからかもしれませんが…