タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

日本へ一時帰国 (7)

 

月曜日はスポーツの日で休日でした(体育の日じゃないんですね、今は)。一緒に日本に来ているフィリピン人夫妻は、東京に住む日本人の友人に会うということで籠原駅まで送っていきました。残った私たち家族は、特に何をするということでもなく家でゆっくり過ごし、私の弟が遊びに来てくれたので、家族団らんの時間を過ごしました。

そして翌火曜日。今回の私たちの一番の目的である妻のリエントリー(再入国許可)の更新をするために、高崎駅の近くにあるイミグレーションに行ってきました。前回は受付開始1時間前に行きましたが、みんなが集まり始めるのは15分くらい前からでしたので、今回は20分くらい前にいきました。受付番号は4番、受付カウンターが3つでしたので、実質2番目で手続きをすることができました。有効期限が切れるまで3カ月ぐらいあったので、「どうして早く更新したいのですか?1年以内ならリレントリーがなくても再入国できますが?」と係官から聞かれました。「海外で仕事をしており、次いつ帰って来れるかまだ未定なので」と説明したところ、そうですかと言ってすぐに手続きしてくれました。妻は永住許可を持っており「永住者」という在留資格があるのですが(永住できる権利ではなくてあくまで許可されているというスタンス、在留っていう言葉も一時的っていう雰囲気がしますよね)、イミグレーション(出入国在留管理庁)側としては、永住許可は日本に住むためのものなのに、なんで海外に住んでいるの?という、若干疑惑っぽい印象を持っている感じがなんとなく伝わってきます。まだまだ外国人は住みにくい国だなと、イミグレに来るたびに感じてしまいますね。

ということで、手続きは30分くらいで完了。今回はシングルエントリーを取得しました。有効期限は5年間。向こう5年間は1回しか帰ってこない、少なくとも2回まで、という予定です(シングルエントリーは3,000円、何回でも使えるマルチブルは6,000円です)。すべては両親の健康次第ですが、必ず帰ってこなければいけないのは、4年後の2027年6月の免許更新なので、何とかそこまでは引っ張りたいのですが、どうなるかは誰にも分かりません。

そして、そのあとに私的に大きなイベントをこなしてきました。イミグレーションから歩いて15分くらいのところにある、高崎駅前のオーパというデパートに行って、あるものを買ってきました。

2人とも、タイ滞在中に結婚指輪を紛失してしまったので、今回は一発奮起して購入しました。去年一時帰国した時にもいろいろと探したのですが、サイズがなく、オーダーすると1カ月くらいかかるので、その時はあきらめました。しかし、その時見た中で一番良かったものを扱っているところで名刺をもらっていたので、フィリピンからメールで担当者とやり取りして、代金は家族に先払いしてもらって調達しました。この一年で円安とインフレが進み、値段が2割くらい高くなってしまいました。トホホ。去年買っておけばよかったですね~しかし、それは後の祭り、その時は買っておくというアイデアがなかったです。妻にはサプライズだったのですが、驚いてはいたものの、いまだにありがとうの言葉は、えーっと、ええ、そうですね、感謝を表す方法は文化や育った背景によってそれぞれですし、喜んでいるということが分かっているので、全くをもって問題ありません、ハイ。私的に気持ちがすっきりしたので、いい買い物でした。ピンクゴールドのお安いファッションリングですので、費用対効果はかなり高いと思います(笑) ただ、妻のリングには小さいながら石が付いているのに、石のついていない私のリングの方が高いっていうのは、ちょっと不思議な気がします。貴金属の値段の上がり方の方が急なんでしょうか。帰り道に早速つけてみましたが、指に多少の違和感を感じるあの感覚がちょっと懐かしかったです。

 

高崎市内のいちょう並木

 

(続)