タイを引き揚げてフィリピンに居を移したのが9月中旬でした。その後、新生活の準備などを行い、日本に一時帰国して、帰ってきたのが10月下旬、その後、本格的にフィリピンで暮らすビザの準備を始めました。
ただ住むだけなら、１年間有効のバリックバーヤンプログラムでもいいのですが、仕事をしながら暮らすとなると、働けるビザが必要になります。ということで、フィリピン人の妻を持つ私は、配偶者ビザを取得することにしました。
ビザ申請に必要な書類の最新状況を知るため、管轄内のイミグレーションに行って聞いてみることにしました。
ちなみに、バギオ市にあるイミグレーションは、2022年8月に転居しています。Google Maps で検索すると古い場所が表示される可能性がありますので、お気を付けください。正しい場所は、Albergo Hotel Baguio というホテル内の1Fにあります。
Baguio Immigration Field Office: https://immigration.gov.ph/contact-us/other-immigration-offices
Albergo Hotel Baguio: https://goo.gl/maps/wAw2cFKxPXjvUkTdA
私がインターネットで見ていたのは、アメリカにあるフィリピン大使館が載せている情報で、アメリカ国内で申請するための必要事項が書かれていましたが、フィリピン国内で申請する場合は、書類が少ないことが分かりました。備忘録代わりに、申請書以外に必要だった書類を下記にまとめていきます。
外国人が準備するもの：
①NBI Clearance（National Bureau of Investigation Clearance: 国家捜査局が発行する無犯罪証明書）
②パスポートの全ページ（白紙のページも）のコピー
③パスポートの個人情報と現在有効のビザのあるページのコピー ３セット
④２”×２”の写真 ３枚
フィリピン人が準備するもの：
①Marriage Certificate の原本とコピー２枚
②Birth Certificate の原本とコピー２枚
③パスポート全ページ（白紙のページも）のコピー
④２”×２”の写真 ３枚
二人で準備するもの：
①Joint Letter ３枚（自作可、コピー可）
②Guarantee Letter ３枚（Attorneyの署名要、コピー可）
必要書類は意外に少ないなと感じました。ということで、これを順番に揃えていきます。イミグレーションで聞いた話では、実際にビザが取れるまでは3か月から4カ月、コロナだから6カ月かかるかもと言われました。うーん、ちょっと準備が遅かったかな、3月までには取りたいんだけど。
まずは私の書類ついてですが、NBI Clearance の申請は、現在オンラインのみで受け付けています。NBIのホームページで自分の情報を登録し、申請します。支払いもオンラインのみとなっていて、GCashで払うことが可能です。書類はNBIの事務所で受け取りますが、オンラインで受け取りの予約が必要です。これが意外に直近の枠は埋まっていて、2週間後くらいが最も早いタイミングでした。私が申請した際は、まず支払いの段階でつまづいてしまいました。GCashのアカウントを持っていなかったので、街中にある各種支払いを受け付けるカウンターでの支払いを選択しましたが、その場合は、24時間以内だったかな？申請後比較的すぐに支払う必要があります。私はそれに気づかず、受け取りの予約を取った前日に支払いに行ったら、もうその支払いコードの有効期限が切れていると言われて、申請を最初からやり直しました (これを機会にGCashを作って、2回目はオンラインで支払いました)。そして、もう一度受け取りの予約をして、また2週間くらい待ってバギオ市内にあるNBIの事務所に行きました。これでやっと最初の書類がそろうかなと思ったら、問題発生。あなたは外国人だから、ここではすぐに書類を作成できない。マニラに情報を送って、マニラで書類を作成して、バギオで交付するから3週間はかかるよと言われました。そして、その場で係官が私の情報を手書きで書いて申請書類を作成していました。オンライン申請の意味っていったい…という感じです。その後両手10本の指紋を採取されました。やはり指紋押捺はいい気分がしないですね（笑）結局、NBI Clearance を受け取ったのは、年が明けた1月3日でした。11月初めにイミグレーションに行ってから、ここまでで2か月弱かかってしまいました。
NBIのオンライン登録、申請: https://clearance.nbi.gov.ph/
NBI-CARの場所: https://goo.gl/maps/B8UJb697mi9qN2b5A
（続）
