タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

パラワンへ 番外編

 

ということで、パラワンへの移転がいよいよ現実になってきました。下見後、それぞれの会衆も状況が変わっています。まず、一番大きな変化があったのは、サンビセンテです。若い援助奉仕者が3人移転してきました。そして、区域的に隣りの孤立した群れが閉鎖となり、サンビセンテと統合されました。新しい群れで承認されたばかりでしたが、フィリピン全土で群れが閉鎖となったようで、そのため長老たちが2人がさらに加わることになり、会衆を組織していく点では当面大きな必要は満たされた形になりました。

サバンにも変化があり、TSP(Temorary Special Pioneer)の1組の夫婦が11月中に移動してくるそうです。SKEの卒業生かもしれません。私たちより若い夫婦のようですので、いろいろと働いてくれそうです。実は、今いる2人の長老は、いずれも近いうちに別の場所へ移転を考えているようですので、こちらは今も必要が大きいと言えそうです。

今の会衆で、先月巡回訪問があり、タガログ語会衆の在り方についてよりはっきりとした方針が巡回監督から示されました。前回の巡回訪問からの間の6か月間に、バギオ市内の1つのタガログ語会衆が閉鎖されました。理由はほとんど区域がないということのようです。タガログ語の方が都合がいい兄弟たちのために会衆が運営されているような状況だったので、会衆の目的という原点に返っての方針のようでした。実際は、兄弟たちの中でも地元で話されているイロコ語を理解できる人が結構いて、多くの兄弟たちがそれぞれ最寄りのイロコ語会衆に移ったようです。それで、私たちの会衆でも、本当にタガログ語しか話せない人は何人人いるのかという調査が行われ、現状維持でタガログ語を残すか、閉鎖するか、一部の人がイロコ語に移るかの3択で支部事務所の意見を求めることになりました。私たちは、一足先に移動することになるので、そういう意味では会衆の人たちにいい意味で選択肢を見せることができてよかったなと思っています。

移動先の決定は、まだ先延ばしにしている状況です。とりあえず、サンビセンテにはお断りの連絡を入れて、サバンかティニトゥアン島のコンセプションのどちらかにしようと思っています。現状では、妻の意見、仕事に必要なインターネット状況等を鑑みて、8:2ぐらいでサバンかなという状況です。今、予算を切って車を探していて、車が見つかれば祈りが効かれたということでめでたくサバンで決定ということになります。

これが多分最後の必要の大きな会衆になるのではないかと、個人的には考えていて、いまだに移転先の最終決定を前に大いに迷っています。おかげで1カ月くらい咳が抜けず、体にはストレスがかかっているんだなと思いました。タイに引っ越す時も、直前の1週間くらい微熱が続きましたが、やはり体は正直ですね(笑)大きな決定を下すにはいろいろなことを考えるので、それも良い経験になっています。今の会衆の大きな割り当ても終わり、書類関係の手続きもだんだん整ってきて、ずいぶん荷が軽くなってきました。あとは、引っ越しの準備ですね。車が手に入る場合と入らない場合で荷造りがかなり変わりますので、車が買うかどうかをまず先に決めた方がいいかもしれませんね。タイムスケジュール的には、遅くとも11月中旬までに決定し、11月の月末までには引っ越そうと思っています。バギオで生活するのもいよいよ残り1カ月です。大切に時間を使っていきたいと思っています。