タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

Need-greaters

 

フィリピン支部に、パラワンのタガログ語会衆で必要の大きな会衆を紹介してほしい旨のメールを7月中旬に送りました。その約3週間後に、奉仕委員会の推薦の手紙を送ってほしいという返信があり(推薦が必要なのは海外移転の場合のみと勘違いしてました)、その後、約4週間後に、会衆を3つ紹介する返信が来ました。巡回監督がパラワンで奉仕していたことがある兄弟なので聞いてみたら、一つは、やや市街地、一つはホワイトサンドのビーチ沿い、そして一つは離島の会衆でした。

離島。。。ウィキペディア情報(なぜかセブアノ語版)によると、この島は、マニラの南方約400kmのところにあり、島の大きさは1.34平方キロメートル、南北で2.3km、東西は1.4kmだそうです。周囲は6~7kmくらいかもしれません。別のサイトで島の人口がでていましたが、2020年の調査では3,431人とのことでした。グーグルマップで見てみると、周辺に10個くらい島がありますが、他の島には王国会館はないようなので、きっと区域なんでしょうね。小舟に乗って奉仕に行くのかなぁ。

手紙には、連絡先の兄弟の名前と電話番号、メールアドレスが書かれていました。早速連絡先の兄弟に電話をしたのですが、つながりませんでした。メッセンジャーで連絡しようと思い探してみたら、その兄弟と私の妻に共通の友人がいることが分かりました。妻がその友人に聞いてみたら、今年現地に遊びに行ったとのこと。様子を聞いてみると、この兄弟の家には発電機があり、夜3時間ぐらい使っているので、その時間に合わせてスマートフォンを充電させてもらっていたとのことでした。これは、かなりの田舎っぷりを思わせるエピソードですね。それだけ田舎だと、セールでこれを買っておいた方がよかったかも。。。

さらにネットで調べていくと、この島のバランガイ(自治会みたいな感じの、フィリピンの最小の地方自治単位)がFacebookのアカウントを持っていました。見てみると、最新のポストは、先住民族のビデオでした。おー。裸族!?すごいなぁ。こんなところで奉仕するのかなぁなどと、勝手に想像が膨らみますが、果たして、私たちにとって耐えられる環境なんでしょうか。オンラインで仕事をしている私にとっては、電気とインターネットは不可欠なのですが、そろそろ、仕事に見切りをつけるタイミングが来たのかなぁと思ったりしています。そういえば、先週、パソコン内の大切なファイルが破損してしまい、まだ修復ができていないんですよね。

「選択の機会が開かれれば、難しい方を選んできた」

これは、MTSの教訓者が自分の経験で話していた言葉です。支部からのメールを読んで、なぜか20年以上前に聞いた言葉を思い出しました。まずは現地をこの目で見て、妻に相談して、それから決定することになりそうです。年齢的にも、これが最後の大決断になる可能性もあるので、じっくり考えて決めたいと思います。

ということで、9月中に16泊17日の予定で、3つの会衆を下見に行く予定です。どんな旅になるのか、今から楽しみです。…今年の結婚記念日は離島だなぁ。

 

 

 

 

Facebook: Brgy. Concepcion, Puerto Princesa, Palawan

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※ちなみに、人口3千人の町のサービスの限界って、日本ではこんな感じだそうです。

北海道:3000人前後で病院厳しく…人口規模別 サービス施設存在確率:地域ニュース : 読売新聞