友人の家に2泊お世話になり、
私の今のホームタウンの、
山がちなエリアとは異なる、
平原の広がる片田舎を満喫し、
次の友人と再会するために出発しました。
次の友人は、
タイのプーケットで知り合った、
「ばりばりのパワフルおばさん」です。
お邪魔する場所は、
なんとなんと、
先ほどお世話になった、
バンコクで知り合った友人の隣り町です。
すごい偶然ですよね。
彼女とは、
何度もメッセンジャーで連絡を取り合っていたのですが、
隣り町まで来た後、
ぷっつりと連絡が取れなくなっていました。
メッセンジャーも既読にならないし、
電話もつながらない状況で、
一体どうなっているんだろうと、
ちょっと心配していました。
それまでもらっていたメッセージで、
ジープで行く場合の生き方を聞いてありました。
○×という学校を過ぎたら、
最初のあずまやがあるところで降りて、
そのまま少し歩くと、
と果物を売っている露店があるので、
その最初の露店の売り子さんに尋ねれば、
家の場所を教えてくれる、
という、なんともざっくりしたメッセージでした。
しかし、今となっては、
それしか情報がありません。
思わぬ助けとして、
ここからは自家用車で移動できることになり、
手元の情報を頼りに行ってみることにしました。
まず、グーグルマップで検索してその学校を探し、
行ってみましたが、
グーグルマップ上の場所には
あるべきはずの学校がありません。
途上国あるあるですね。
最初にピンを付けた人が、
適当に付けたか、
間違って付けて、
グーグルマップを頼りにしている地元の人なんてほとんどいないので、
訂正されないままグーグルマップ上に残っている、
ということなんでしょう。
お店の人に聞いたり、
ジープの運転手さんに聞いたりして、
何度も後戻りしながら何とかその学校を見つけました。
そして、
その近くの露店の人に尋ねたら、
探していた友人の親戚の人でした。
そこから、
道なき道のようなところを歩いていきます。
5分くらい歩いたところに、
彼女の家がありました!
携帯電話を見たら、
見事に圏外。
これでは、
連絡がつかないはずですよね。
地域をつないでいる、ある程度大きな通りから、
歩いて5分ぐらいのところで、
携帯がつながらないというのは、
ちょっと日本では(タイでも)考えにくいですよね。
久しぶりに会って話を聞いてみると、
タイからフィリピンに帰国したのは、
ちょうどパンデミックが始まる時だったそうです。
タイにいる外国人に、
帰国を考えるよう呼びかける発表があって
すぐに帰国したおかげで、
フィリピンの空港が閉鎖される前に戻れたとのことでした。
その後、病気をしてしまったそうで、
その影響で以前のバリバリの姿は影を潜めていましたが、
今は落ち着いているようで、
田舎暮らしを楽しんでいるようでした。
息子夫婦は、
今もタイで働いているとのこと。
彼女はご主人さんを早くに亡くしており、
携帯もつながらない家に一人で住んでいるのは
ちょっと不安なのではないかと思いましたが、
「息子が近くの土地を買ってくれた」
とうれしそうに話していました。
いつか、家族そろって暮らせるようになるといいですね~