タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

友人との再会 (3)

 

友人の家に2泊お世話になり、

私の今のホームタウンの、

山がちなエリアとは異なる、

平原の広がる片田舎を満喫し、

次の友人と再会するために出発しました。

 

次の友人は、

タイのプーケットで知り合った、

「ばりばりのパワフルおばさん」です。

 

お邪魔する場所は、

なんとなんと、

先ほどお世話になった、

バンコクで知り合った友人の隣り町です。

すごい偶然ですよね。

 

彼女とは、

何度もメッセンジャーで連絡を取り合っていたのですが、

隣り町まで来た後、

ぷっつりと連絡が取れなくなっていました。

 

メッセンジャーも既読にならないし、

電話もつながらない状況で、

一体どうなっているんだろうと、

ちょっと心配していました。

 

それまでもらっていたメッセージで、

ジープで行く場合の生き方を聞いてありました。

 

○×という学校を過ぎたら、

最初のあずまやがあるところで降りて、

そのまま少し歩くと、

と果物を売っている露店があるので、

その最初の露店の売り子さんに尋ねれば、

家の場所を教えてくれる、

という、なんともざっくりしたメッセージでした。

 

しかし、今となっては、

それしか情報がありません。

 

思わぬ助けとして、

ここからは自家用車で移動できることになり、

手元の情報を頼りに行ってみることにしました。

 

まず、グーグルマップで検索してその学校を探し、

行ってみましたが、

グーグルマップ上の場所には

あるべきはずの学校がありません。

途上国あるあるですね。

 

最初にピンを付けた人が、

適当に付けたか、

間違って付けて、

グーグルマップを頼りにしている地元の人なんてほとんどいないので、

訂正されないままグーグルマップ上に残っている、

ということなんでしょう。

 

お店の人に聞いたり、

ジープの運転手さんに聞いたりして、

何度も後戻りしながら何とかその学校を見つけました。

 

そして、

その近くの露店の人に尋ねたら、

探していた友人の親戚の人でした。

 

そこから、

道なき道のようなところを歩いていきます。

 

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5分くらい歩いたところに、

彼女の家がありました!

 

携帯電話を見たら、

見事に圏外。

 

これでは、

連絡がつかないはずですよね。

 

地域をつないでいる、ある程度大きな通りから、

歩いて5分ぐらいのところで、

携帯がつながらないというのは、

ちょっと日本では(タイでも)考えにくいですよね。

 

久しぶりに会って話を聞いてみると、

タイからフィリピンに帰国したのは、

ちょうどパンデミックが始まる時だったそうです。

 

タイにいる外国人に、

帰国を考えるよう呼びかける発表があって

すぐに帰国したおかげで、

フィリピンの空港が閉鎖される前に戻れたとのことでした。

 

その後、病気をしてしまったそうで、

その影響で以前のバリバリの姿は影を潜めていましたが、

今は落ち着いているようで、

田舎暮らしを楽しんでいるようでした。

 


息子夫婦は、

今もタイで働いているとのこと。

 

彼女はご主人さんを早くに亡くしており、

携帯もつながらない家に一人で住んでいるのは

ちょっと不安なのではないかと思いましたが、

「息子が近くの土地を買ってくれた」

とうれしそうに話していました。

 

いつか、家族そろって暮らせるようになるといいですね~