外国人の友人が、
帰国する時に、
くれたものがあります。
それは、
コンビニの小さな袋に入った、
たくさんの1円玉です。
よくこんなに集めたなー
と、
驚きました。
彼は、
仕事の同僚たちと同居しながら、
3年間日本で暮らしていました。
その間の、
買い物の時にもらうおつりの1円玉を、
ずっと貯めておいたそうです。
「だって、おつりの計算が難しいから‥」
彼は恥ずかしそうに、
１円玉が貯まった理由を教えてくれました。
そうですよねー
確かに、
あの端数の1円玉は、
もらったらすぐに使う覚悟がないと、
どんどん貯まってしまうでしょうね。
ということで、
年度末で、
自転車操業の会計状態の私は、
郵便局に行って、
１円玉がたくさん入った袋を、
貯金のカウンターのお姉さんに渡しました。
「すいません、
これを預金したいんですけど。。。」
恥ずかしい気持ちを抑えながらお願いすると、
窓口のお姉さんは、
慣れた雰囲気で、
「はい分かりました。
金額は後でお知らせしますので、
お名前をここに書いていただけますか」
と、
入金伝票を渡してくれました。
奥から、
ジャラジャラジャラという音がします。
2回機械にかけて1円玉をカウントした後、
「225円です」
と、
金額を教えてくれました。
中には、
変形してしまった硬貨もありましたが、
問題なく受け取ってくれました。
225円か。
もうちょっとあるかと思いましたが。
ま、
純粋に1円玉ばかりでしたからね。
ということで、
私の通帳には、
225という数字が刻まれました。
追加で、
お財布にあった最後の千円札を、
ATMで入金。
これで、
月曜日の、
家賃と駐車場代の引き落としに間に合いました。
よかったー
