タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

SMPW

 

バギオでは、支部が監督しているSMPW(Special Metropolitan Public Witnessing)が行われています。フィリピンではマニラ首都圏とここバギオだけで行われているようです。バギオはSummer Capitalと呼ばれる避暑地のため、一年を通じてたくさんの観光客が訪れています。そのため、SMPWで奉仕していると地元の人だけでなくフィリピン中の人に証言できるチャンスがあります。11月にオリエンテーションがあり、その後12月から奉仕に参加しています。キーマンと呼ばれるその時間帯のサイトの責任者の兄弟1人と2-3人の参加者が1組になって奉仕し、事前に許可を取ってあるバギオ市内の人通りの多いところや観光地にカートを置いて奉仕しています。

ストロベリーファームの構内にて

ブラハムパークにて

 

日本でも街路伝道はしていましたが、自分から近づいてきて出版物を受け取る人はほとんどいなかったように記憶しています。こちらでは、宗教がまだまだ身近な存在なことやキリスト教国という背景があるせいか、気軽に声をかけてきてくれる印象です。これまでで一番多い時は、フラワーフェスティバル中の2時間の奉仕で13冊提供できました。ストロベリーファームでは、奉仕を終えてカートを引いて戻っているところに小学2,3年生の男の子が一人で近づいてきて、子供用の読み物が欲しいと言ってきました。残念ながらその時は手持ちがなかったのですが、先日配布用の文書をストックしている場所に行ったら聖書物語の本があったので、自分が責任者の時は必ずカートに入れるようにしています。奉仕中に、観光で来ている兄弟たちが声をかけてくれることもよくあります。初めて会う兄弟たちとしばし楽しい会話を交わすことができて、さわやかさをいただいています。今は週4日10時間ぐらい参加していて、これが今の奉仕のメインになっている感じです。早朝6時から8時という枠や、夜10時から12時という枠もあり、いろいろな時間に、いろいろな人と証言できます。この前は、英語を流ちょうに話す観光客らしい白人の人が近づいてきて、イエスを神と信じていないのはどうしてかと聞かれました。なかなかいい訓練になりますね。タイ・バンコクでは、法律の関係で街路での奉仕は外国人は参加できませんでしたが、ここではその分も楽しませてもらっています。場所が変わると、奉仕の方法が変わるということを、身をもって感じています。