フィリピンでは、Fiesta と呼ばれるお祭りが行われます。
市が協賛しているんでしょうね、毎回、同じ宣伝ののぼりが掲げられ、市長さんがしっかりと名前と顔を売っています（笑）私が住んでいるサバンでは、結構頻繁にFiestaが行われていて、この半年でもう3回くらいはあったような気がします。まず、各バランガイごとにFandation Dayが祝われています。バランガイとして発足した日を祝っているようで、バランガイによって日付が異なり、パレードなども行われます。そして、もっと小さな単位のCitioという、日本でいうと町内会くらいの規模ごとにFiestaが祝われています。カラオケ大会があったり、バスケットの試合が行われたりします。そして、カトリック教会が主催するFiestaがあります。多分、そこで祭られている？聖人の名前が付けられたFiestaです。教会では、ビショップ（高級僧職者）などの高位の人が来てミサが行われたりするようなのですが、それ以外はほかのお祭りと変わらず、出店が出て夜はバスケットの試合があってDJが盛り上げるみたいな感じです。先日、夜に港にある無料のWi-Fiをつなぎに行ったら人だかりができていて、ちょうどFiestaのイベントが行われていました。
日本でも、昔は地区でこういうお祭りがあったなぁと懐かしく感じました。みんなが楽しみにしている感じ、ちょっとした高揚感があって、地元の人の連帯感というか濃い目の人付き合いを感じました。今でこそ田舎でもスマホが少しずつ普及してきていて、ある程度収入のある人たちはソーシャルメディアを楽しんでいる人もいますが、まだまだ昔ながらの娯楽も健在のようです。人のにおいのするこういう時間もいいものですね。
