タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

初めてのこと

 

旅行には初めてのことが付きものですが、

今回のご多分にもれず、いろいろな"初体験"がありました。

 

家の妻にとって、

絶叫マシーンに乗るというのが初めてのことでした。

 

私たち日本人にとっては、

小さい頃、

どこかの遊園地で、

それなりの絶叫マシーンを体験している人がほとんどでしょう。

 

しかし、

外国人にとって、

しかもそれほど経済状況が芳しくない国に住む人たちにとって、

遊園地は一般的な常識の範囲ではありません。

 

今回の旅行で、

オーシャンパークという所に行きました。

ここは、何でもありのテーマパークで、

イルカやアシカのショーもあり、

絶叫マシーン系のアトラクションもあり、

ジャイアントパンダにも会え、

音楽とカクテル光線が共演する噴水ショーがあり、

園内を移動するケーブルカー(所要15分)があり…

と、いろんなものを楽しむことができます。

 

そこにあるアトラクションのいくつかに乗りました。

その中で、

妻がとても怖がっていたのは

crazy galleon (沖天搖★船)

というアトラクション。

船全体が大きく前後に揺れる、

いわゆるバイキングというやつです。

 

ちょっとした遊園地にもありそうな、このアトラクション。

家の妻は、もう大絶叫でした。

最初の1,2往復はまだこらえていましたが、

その辺りから、

私たちと対面する形で座っていた女性は、

大きく表情を歪めました。

それに釣られたのでしょうか、

次の往復あたりから、

家の妻も絶叫し始めました。

あまりの声の大きさに、

こちらの方がびっくりしてしまうほど。

すぐ前の列に乗っていた女の子が、

けげんそうな顔をして私たちの方を振り返っていました。

 

ちょうど空いていたので、

一番後ろの列に座ったというのも、

彼女にとっては、災難だったのかもしれません。

 

降りてきて妻が言うには、

"心臓が落ちそうだった"

とのこと。

確かに、そのくらいの声をあげていましたね。

 

30過ぎて初めて乗った、絶叫マシーン。

こうやっていろんな初めてのことを経験して、

みんな大人になっていくのです。

 

でも、今のうちに乗れてよかったね。

もっと年を取ってしまったら、

乗ろうという気持ちさえも湧き上がってこないかも。

 

 

初めてと言えば、

利用した航空会社も初めての会社でした。

香港航空という、

中国第4位の航空会社のグループ会社の飛行機に乗りました。

行きに乗ったのは、

ボーイング737-800という機種。

ナローボディーの飛行機で国際線かと、

ちょっと驚きましたが、

ほとんど揺れず、快適なフライトでした。

ただ。

出てきた機内食にがっかり。

今まで食べた機内食で一番おいしくなかったです。

 

なぜなんでしょう?

帰りの飛行機は、

エアバスの大型機で、

食事もおいしかったし(パンのお代わり付き)、

パーソナルテレビで映画やゲームもできたのに。

同じ航空会社でも、

便によってこんなに違うんですねー

 

あ、

香港の空港で荷物が出てくるのに30分以上待ったというのも、

初体験でしたね。

成田だと、荷物の方が早く出てきていたりしますから。

 

ということで、

いろんな初めてのことがあった旅行でした。

 

 

 

オーシャンパーク

http://www.travelingch.jp/hongkong/special/special_016.html