旅行には初めてのことが付きものですが、
今回のご多分にもれず、いろいろな"初体験"がありました。
家の妻にとって、
絶叫マシーンに乗るというのが初めてのことでした。
私たち日本人にとっては、
小さい頃、
どこかの遊園地で、
それなりの絶叫マシーンを体験している人がほとんどでしょう。
しかし、
外国人にとって、
しかもそれほど経済状況が芳しくない国に住む人たちにとって、
遊園地は一般的な常識の範囲ではありません。
今回の旅行で、
オーシャンパークという所に行きました。
ここは、何でもありのテーマパークで、
イルカやアシカのショーもあり、
絶叫マシーン系のアトラクションもあり、
ジャイアントパンダにも会え、
音楽とカクテル光線が共演する噴水ショーがあり、
園内を移動するケーブルカー(所要15分)があり…
と、いろんなものを楽しむことができます。
そこにあるアトラクションのいくつかに乗りました。
その中で、
妻がとても怖がっていたのは
crazy galleon (沖天搖★船)
というアトラクション。
船全体が大きく前後に揺れる、
いわゆるバイキングというやつです。
ちょっとした遊園地にもありそうな、このアトラクション。
家の妻は、もう大絶叫でした。
最初の1,2往復はまだこらえていましたが、
その辺りから、
私たちと対面する形で座っていた女性は、
大きく表情を歪めました。
それに釣られたのでしょうか、
次の往復あたりから、
家の妻も絶叫し始めました。
あまりの声の大きさに、
こちらの方がびっくりしてしまうほど。
すぐ前の列に乗っていた女の子が、
けげんそうな顔をして私たちの方を振り返っていました。
ちょうど空いていたので、
一番後ろの列に座ったというのも、
彼女にとっては、災難だったのかもしれません。
降りてきて妻が言うには、
"心臓が落ちそうだった"
とのこと。
確かに、そのくらいの声をあげていましたね。
30過ぎて初めて乗った、絶叫マシーン。
こうやっていろんな初めてのことを経験して、
みんな大人になっていくのです。
でも、今のうちに乗れてよかったね。
もっと年を取ってしまったら、
乗ろうという気持ちさえも湧き上がってこないかも。
初めてと言えば、
利用した航空会社も初めての会社でした。
香港航空という、
中国第4位の航空会社のグループ会社の飛行機に乗りました。
行きに乗ったのは、
ボーイング737-800という機種。
ナローボディーの飛行機で国際線かと、
ちょっと驚きましたが、
ほとんど揺れず、快適なフライトでした。
ただ。
出てきた機内食にがっかり。
今まで食べた機内食で一番おいしくなかったです。
なぜなんでしょう?
帰りの飛行機は、
エアバスの大型機で、
食事もおいしかったし(パンのお代わり付き)、
パーソナルテレビで映画やゲームもできたのに。
同じ航空会社でも、
便によってこんなに違うんですねー
あ、
香港の空港で荷物が出てくるのに30分以上待ったというのも、
初体験でしたね。
成田だと、荷物の方が早く出てきていたりしますから。
ということで、
いろんな初めてのことがあった旅行でした。
オーシャンパーク