目的地のブキッドノンに着きました。
真っ暗なバスターミナル。
人もあまり出ておらず、
町の規模があまり大きくないようです。
次の日、
周りを見てみると…
田んぼはちょうど収穫の時期でした。
と言っても、
日本とは様子がまったく違います。
日本の田んぼは、
収穫期になると、
稲穂が黄金色になり、
大きく膨らんで頭を垂れます。
こちらの稲は、
種類が違うからでしょう、
頭が垂れるという感じではなく、
直立したままで、
一番先の部分が、
ちょっとだけ曲がっているという感じです。
首が曲がる
という感じでしょうか。
機械ではなく、
手で植えられているため、
稲が植えられている間隔が、
あまりきちんとしておらず、
日本の田んぼのように、
稲が整然と並んでいる
「規律正しさ」も感じられません。
機械化が進んでいる日本の農業のほうが、
世界的には特殊なのかもしれませんが。
よくよく目を凝らして見ると、
遠くに人が何人が集まって、
脱穀しているのが分かりました。
収穫も手作業なんですね。
田んぼが多い所で育った私には、
かなり新鮮な光景でした。