知人が病院を変えるため、
一緒に新しい病院へ行ってきました。
午前の診察開始の時間頃に病院に着きましたが、
思ったより混雑していなくて、
ほっとしました。
病院というと、
どうしても、
込んでいるという印象がありますので。
受付を済ませ、
1時間後ぐらいに、
診察してもらえました。
特に病状に変化がなく、
自己都合で病院を変えてきたということもあるのでしょうか、
診察の時間はとても短いものでした。
以前もらっていた薬についてのチェックと、
血圧が高めなので別の薬を出すという説明を受け、
次回の検査の予約をして、
それでおしまいでした。
こちらとしては、
なぜ病院を変えようと思ったのかとか、
以前の先生にはどんなことを言われたのかとか、
そういうことを聞かれるのかと思いましたが、
そういうことは一切ありませんでしたね。
ご本人の病気は、
すぐに治る種類の病気ではなく、
経過を見守っていくことが主な治療法のようで、
定期的な観察と、
薬の管理が、
医師の主な仕事というような感じでした。
診察を終えて、
ご本人に、
先生の印象を聞いてみました。
即答で、
「あまり良くない」
という返事が返ってきました。
んー
年末に本国に帰国して、
そこでも病院にかかったようですが、
そこの先生は大変優しく、
いろいろと話を聞いてくれたみたいなんですね。
言語の壁もありませんから、
こちらの言いたいことも、
なんでも全部洗いざらい話ができたみたいですし。
受けた治療は、
体力をつけるという意味での輸血(!)と、
数日の入院だったようです。
未だに、
そういうことが治療として行われているというのもびっくりですが。。。
ただ本人は、
それで元気になったし、
医師やスタッフにフレンドリーに迎えられ、
自分の気持ちをしっかり受け止めてくれるように感じられて、
それがうれしかったみたいです。
そういうホスピタリティーを、
日本のホスピタルに期待するのは、
(この2つの言葉は語源が同じだそうですが)
ちょっと難しいでしょうからね。
また病院を変えたいと言い出さないか、
それがちょっと心配です。
来週、
同じ病院の別の科の先生のところに、
診察を受けに行くことになっています。
ご本人は、
1人の患者で1つの病気なのに、
なぜ1人の先生に見てもらえないのだろうかということで、
すでに不信感があるみたいなんですよね。
体のそれぞれの部分について、
それぞれの専門家がいるんだよと説明しても、
理解してもらうのは難しいみたいで…
いずれにしても、
長期の経過観察が必要な病気ですので、
医師との信頼関係が大切になってきます。
うまい具合に、
先生と一緒に病気と付き合っていくという見方ができると、
お互いにうまくいくと思うのですが。。。
こればっかりは、
感情が関係してきますので、
なんともいえませんね。
温かく、
粘り強く、
支えていきたいと思います。