同じ出来事でも、
報道の仕方はこんなに変わります。
「原子炉で想定以上の水漏れ、燃料落下の可能性-福島第一原発」
‐ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版 5/12/20:07
http://jp.wsj.com/Japan/node_235374
「福島1号機「圧力・格納容器に損傷」注水 大半漏出か」
‐日経電子版 5/12/21:01
「燃料溶融、圧力容器に穴か 福島1号機、冷却計画に遅れも」
-産経ニュース 5/12/20:26
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110512/fks11051220470007-n1.htm
「核燃料が溶けて容器に穴…福島原発“ボロボロ”また爆発か」
‐産経デジタル "zakzak" 5/12
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110512/dms1105121630025-n1.htm
どの報道の仕方が良いかということは、
それぞれが判断することなのでしょうが、
どの記事から読んだかによって、
起きている出来事に対するイメージが全く異なってしまう事もあり得ます。
昔、
ラジオのNHK第一放送で、
「新聞を読んで」
という番組がありました。
ある人が、
全国紙をそれぞれ読み、
同じ事件の報道をいろいろな角度から検証し、
事件の裏側にあることや報道のあり方を語るという、
なかなか骨太な番組でした。
私は定期的に聞いていたわけではありませんが、
ラジオを聴いていてこの番組を聴く機会があると、
各誌の取り上げ方を批評する識者のコメントが興味深く、
楽しく聞いていたのを思い出します。
ちょっと調べてみると、
今はもう、
この番組は終了しているそうです。
情報過多の今こそ、
こういう番組が必要だと思うのですが…
限られた時間の中で、
自己責任で情報を取捨選択しなければならないというのは、
なかなか難しいですね。
さようなら「新聞を読んで」