タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

警官

仕事の移動手段としてスクーターを使っています。

今日、とある駅前の大きな交差点を左折しようとした時のこと。

信号が青に変わり、交差点に進入すると、

横断歩道を何台かの自転車と歩行者が横断中でした。

とりあえず、横断歩道の前で止まり、迫っていた自転車と歩行者をやり過ごしました。

結構道幅の広い交差点だったので、

私から少し離れた所をまだ横断中の歩行者がいました。

ただ、まだ私の前を横断し終わるのには時間がかかりそうでしたし、

私的には十分な距離がまだあると思いましたので、

ゆっくりスロットルを開いて、その交差点を通過しました。

が、しかし。

そのわずか10mほど先に、4人ほどの警官が立っていました。

そして、私は行く手を遮られ、停車させられたのです。

 

「あなたの取った行動は、どういう意味があるか分かっていますか?」

年配の警官は私にこう話しかけてきました。

「はい。自転車と歩行者がいたので、横断歩道の前で止まりました。それから交差点を渡ったのですが」

「まだ歩行者がいたでしょう!」

「…いやぁ、まだ距離が離れていたので。。。」

「もし歩行者がお年寄りで、あなたの急ブレーキと急発進の音に驚いて転んだら、あなたの責任になるんですよ」

「…」

「はい、免許証見せて」

 

なんと、全く予期しない所で、免許書の提示を求められました。

え、これで切符切られるの…

と、思った瞬間、

その警官はそっと一言付け加えました。

「…見るだけだから(笑顔)」

 

いやぁ、横断歩道をちゃんと止まったのに、

これで反則金はかなわないな、と思っていたところなので、

とりあえず、ほっとしました。

安全運転を心掛けるようにと念を押されて、

今回は、おとがめなし。

よかった!よかった!