タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

タイタイ (5)

 

タイタイ滞在中は、ニューギンロ会衆の集会と奉仕に参加しました。水曜日に到着して週日の集会に出席し、日曜日の集会では公開講演の割り当てを果たしました。会衆には小学生くらいの子供がたくさんいて、フィリピンらしい会衆でした。奉仕は3回参加しましたが、隣りの会衆が巡回訪問で、区域が広いので応援に行くということで越境しての奉仕でした。こういうのもなんかフィリピンらしいですよね。奉仕中の移動は延々とオフロードが続きました。

サバンとは違って平地が広がっていて、多くの人は農業が生業としていました。ちょうどスイカの収穫の時期で、話しができたある家ではスイカを振舞ってくれました。暑い中、敷地内の小さな小屋のような建物でいただいたスイカは格別の味でしたね。このエリアはイロンゴの人たちが多く移住してきていて、家ではヒリガイノンで話している家がまだまだたくさんあるようでした。年配の人と話すと、こちらはタガログで話しますが帰ってくる言葉はヒリガイノンということで、分かったふりをして相槌を打つという状況でした(笑)

お昼も監督たちと一緒に交わらせていただくことになり、楽しい時間を過ごしました。

話しをしていたら、巡回監督の妹さんが日本にいて、私たちの共通の友人の日本人と結婚していたことが分かりました。思ったより世界は狭いですね(笑)

土曜日の夜に、急遽家の近くに住む人の研究に参加することになったのですが、急に司会を振られ(フィリピンあるあるです)ちょっと焦りました。研究生は20代半ばの男性で、本当に真理への純粋な関心があり、レッスン3の終わりの日の預言はかなり納得できた様子でした。理解が深まるにつれて表情が変わっていき確信が強まっていることが手に取るように分かって、ちょっと感動的でさえありました。自分は遠くに住んでいるのにわざわざ研究司会者の近くまで出向いて研究をしていました。研究が終わった後に、ぼろぼろのバイクに乗って嬉しそうに帰っていく姿が印象的でした。日曜日の集会には家族で出席していました。次に会う時は、もう兄弟になっているかもしれないなと思いました。

パラワンに来て初めてのホリデイでしたが、いい思い出がたくさんできてまた来たいと思う素晴らしい旅でした。今度は、会衆の若い人か奥さんの甥っ子姪っ子を連れていきたいなと思いました。