タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

とうとう…

 

 

タイ国内での感染拡大が止まりません。

ついに、1日の新規感染者は、

6,000人を超えてきました。


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グラフを見ると、

最初の1年位は、

ずっと抑え込んで来たのですが、

ここに来て感染が急拡大しているのが

よく分かります。

 

タイで最初に大きく取り上げられたのは、

昨年12月、

一度に700人位が報告された時です。

 

しかし、

このほとんどは市場で働くミャンマー人で、

無症状が大半という報道でした。

 

この報道で、

コロナは外国人の中で流行っている病気、

という印象が広がったように感じます。

 

実際、

今年の4月のソンクラン(タイ正月の水掛け祭り)は、

2年ぶりに水掛けができるのではないか

という楽観論さえありました。

 

結局、

水掛けは禁止、

ただロックダウンは緩和されていたので、

大勢の人が田舎に帰省し、

コロナはタイ全国に広がる原因となりました。

 

グラフにあるように、

4月下旬から、

新規感染者の数は上昇していきます。

 

しかし。

タイはまたもや報道に目をくらまされてしまいます。

 

5月に入り、

刑務所内で発生した大規模クラスターがお茶の間に報道されます。

 

2か所の刑務所で2,835人(5/13)、

5/17には1日に6,843人が刑務所内で感染したと、

信じられないような数が報じられました。

 

その後も、

ミャンマー人などの、

建設作業員の大規模クラスターが取り上げられてきました。

 

しかし、

その後もコロナは全国に広がり続け、

気が付けば医療崩壊が起きており、

現在、

入院者の半数は野外病院に収容されています。

 

恐いですねー

 

私は、

Googleの4つのグラフをいつも比較しています。

 

全世界:


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タイ:


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日本:


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フィリピン:


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四者四様ですが、

お国柄や経済力などが垣間見える、

なかなか興味深い表だと思っています。

 

さぁ、

今が一番流行っているタイでは、

今が一番警戒しなければ行けない時期です。

 

気を引き締めていく所存です。