姪っ子は、
学校がロックダウン中のため、
まだ登校できず、
ホームスクーリングが続いています。
週に1回、
保護者が学校に行き、
「モジュール」
という名の自習の課題をもらってくるようです。
彼女は中学3年生。
このレベルになると、
自習で勉強したり、
親が教えるのもなかなか難しいようで、
私達のところに、
写真付きのメールが届きました。
おぉー
二次方程式。
因数分解して、
解の公式を使って、
みたいなやつですね。
うーん
懐かしい
というか、
忘れてるー
解けないぞ、これ?
ただ、
今はインターネットで、
何でもすぐ調べられる時代。
なんなら、
you tube で、
学校の先生顔負けの
教育系 you tuber の動画が、
タダで見られる時代です。
ちょっとネットで調べたら、
学校の教科書が馬鹿らしく思えるほど、
分かりやすくて丁寧に教えている教材が、
目白押しでした。
ax²+(b+c)x+bc=0
はいはいありました、こんなの。
(x+b)(x+c)=0
因数分解って気持ちいいかも…
なんて、
授業中のハイテンションな空気に騙された記憶が、
切なく蘇ってきました。
改めて今思うと、
義務教育って、
広い分野を網羅していて、
バランスのいい内容を勉強してましたよね。
いわゆる、
一般教養を学んでいた気がします。
因数分解や、
合同相似の証明に始まり、
全国の工鉱業や特産物、
山や川の名前を覚え、
三権分立や資本主義の仕組みを習い、
詩や俳句や散文、
古典や漢文さえ学び、
科学実験をし、
天気図や地図の読み方を教わり、
楽譜を読んで楽器を演奏し、
料理や日曜大工の実習があり、
器械体操や水泳の基礎を学び、
書道や裁縫や外国語まで
教えてもらっていたんですよ。
学生時代が懐かしいですね〜
大人になって、
学ぶ機会が減ってしまった気がします。
ステイホームでてきた時間や、
広く普及したITを、
もっと活用しないとダメですね。。。