タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

ノンカーイヘ 2

 

帰りは、

夜行の電車で帰ることにしました。

 

ノンカーイ駅発の時刻表

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来る時に乗ったディーゼル特急は、

折り返し18:30出発でバンコクに向かいます。

 

この列車には、

固定座席の三等車だけでなく、

二等車の車両がありました。

 

エアコン付きで、

リクライニングする座席です。

 

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この列車で帰ろうかなと思いましたが、

時刻表を見ると、

その他にも夜行列車がありました。

 

まずは、

ノンカーイを19:40に出発する寝台特急。

 

これは以前に乗ったことがあります。

 

時間は前後しますが、

2本目は、

来る時乗ったディーゼル特急。

 

そして、

もう一本は、

18:50に出発する、

三等車のみの快速列車です。

 

この列車の停車駅を見ると、

寝台特急やディーゼル特急とは異なり、

ナコンラチャシマを通る路線を走るようです。

 

人口の多いところをしっかりと走って、

バンコクへ行く人を着実に拾って行くんでしょうね。

 

ちょっと興味があります。

 

妻は、

リクライニングの座席でも眠れないと思う

と言っていたので、

この三等車のみの列車で帰ることにしました。

 

こちらは、

先頭のディーゼル機関車が引っ張る、

客車のタイプの列車でした。

 

行きのような、

エンジン音や振動はほとんどありません。

 

スーッと音もなく、

プラットフォームを後にしていき、

聞こえてくるのは警笛の音と、

カタンコトンと小気味よく続く、

レールのつなぎ目のみという、

夜行列車としては最高の走りをしてくれます。

 

ノンカーイを出る時は、

お客さんはまばらでしたが、

次のウドンタニー駅でかなり乗ってきて、

乗車率70%位になりました。

 

次の大きな町は、

コンケーンです。

ライトアップされたものが目立ち、

大都市のように見えました。

 

コンケーンでは

乗る人と降りる人は同じくらいだったでしょうか。

 

次の大きな町、

ナコンラチャシマーでは、

乗る人より降りる人の方が、

多かった印象があります。

 

列車は、

バンコクに近づくと、

信号の停止や低速運行が多い気がしましたが、

大きな問題もなく、

イサーン語に包まれた座席夜行列車の旅は、

無事に終わりました。

 

座席は、

対面のボックスシートに4名フル乗車で、

膝が当たらないように交互に足を置く感じで、

快適とは言えませんでしたが、

まあまあ寝れました。

 

半分くらい開けた窓から入ってくる風が、

意外に冷たいのに驚きました。

 

風が直接当たらないように、

長袖シャツやバスタオル、

帽子があった方が良いです。

 

寒くて目が覚めて、

窓を少し閉めたら、

少し眠りの質が改善されました(笑)

 

バスとどちらが良いかと言うのは、

迷うところですね。

 

旅の目的地が、

ノンカーイ駅から近いというのが、

今回の旅で電車を使った最大の理由です。

 

バンコクまでの列車代を考えると、

バスターミナルまでの、

トゥクトゥクの値段がバカらしい、

と感じるのは、

貧乏人の切ないところです。。。

 

座席夜行でも、

まだまだ耐えられる、

というオマケの収穫付きで、

楽しいノンカーイの旅が終わりました。