バスでバギオに来ました。
もう何度も来ていますが、
少しづつ建物が新しくなったり、
高くなったりしていて、
成長を感じます。
今回はバギオには長居せず、
バスに乗ってさらに北を目指します。
この先は、
エアコンなしの、
ローカル色が強いバスになります。
目的地に直行できるバスは、
朝7時発の1本のみとのこと。
乗ったのはこんな感じのバスです。
向かった先は、
バウコというところです。
泊めてもらった家
居間の一角に、
うず高く積まれた稲の穂
この辺りでは、
こうやって保存するのがまだよく見られるとのことでした。
富の象徴 という一面もあるような気がしました。
家の周りの植物たち
かなり高地なのですが、
やはり南の国なんだなぁと感じます。
ナスって多年草なんですね。。。
今回の初体験は、
ファミリー リユニオンです。
フィリピン人は、
家族の絆がとても強いですが、
定期的に親族が集まって時間を過ごすという習慣があります。
日本でも、
昔は盆暮れに親族が本家に集まったものですが、
そんな風習が今も根強く残っています。
会場のステージ
一番上に書かれている、
ELIAS CALACAL BALTAN
という人が言わば家長で、
その人には、
下に書かれている8人の子供がいたそうです。
その8人の中で存命なのは1名のみ。
今回集まったのは、
ELIAS 氏の孫、ひ孫、玄孫とその家族です。
つまり、
この集まりはBALTAN家のファミリーリユニオンで、
ELIAS BALTAN 氏から数えると、
5代までの人が集まっていることになります。
8人いる子供の家族が、
毎年順番で主催者となり、
集まりを開いているようです。
私たちは、
お昼を頂いたところで失礼したのですが、
午前中いっぱいかかっても、
8家の家族親族紹介も終わりませんでした。
紹介はというと、
それぞれ、
今はどこに住んでいて、
どんなことをしていてという話に始まり、
年配の人は地域に伝わる古い歌を歌い、
ギターが達者な人は演奏を披露し、
口が達者な人はちょっとした小噺を打ち、
という感じで、
前に出る人も、
席で聞いている人も盛り上がりました。
各家族ごとにモチーフカラーが決まっていて、
家族ごとにお揃いの色の服で登場するという、
家族愛を感じる素敵なギャザリングでした。
外国人は私だけで、
司会の人にはちょっとイジられました。
ただ、
外国に住んでいるフィリピン人はとても多いので、
話の最後に、
「次回は海外に住んでいて出席しない人は罰金にしましょう」
と言っていましたね。
孫同士、
ひ孫同士、
あるいは玄孫同士が一同に会して集まるというのは、
凄いことですよねー
(続)