タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

フィリピンへ その4


バスでバギオに来ました。

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もう何度も来ていますが、

少しづつ建物が新しくなったり、

高くなったりしていて、

成長を感じます。

 

今回はバギオには長居せず、

バスに乗ってさらに北を目指します。

この先は、

エアコンなしの、

ローカル色が強いバスになります。

 

目的地に直行できるバスは、

朝7時発の1本のみとのこと。

乗ったのはこんな感じのバスです。
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向かった先は、

バウコというところです。

 

泊めてもらった家
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居間の一角に、

うず高く積まれた稲の穂
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この辺りでは、

こうやって保存するのがまだよく見られるとのことでした。

富の象徴 という一面もあるような気がしました。

 

家の周りの植物たち
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かなり高地なのですが、

やはり南の国なんだなぁと感じます。

ナスって多年草なんですね。。。

 

今回の初体験は、

ファミリー リユニオンです。

 

フィリピン人は、

家族の絆がとても強いですが、

定期的に親族が集まって時間を過ごすという習慣があります。

 

日本でも、

昔は盆暮れに親族が本家に集まったものですが、

そんな風習が今も根強く残っています。

 

会場のステージ
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一番上に書かれている、

ELIAS CALACAL BALTAN

という人が言わば家長で、

その人には、

下に書かれている8人の子供がいたそうです。

その8人の中で存命なのは1名のみ。

今回集まったのは、

ELIAS 氏の孫、ひ孫、玄孫とその家族です。

つまり、

この集まりはBALTAN家のファミリーリユニオンで、

ELIAS BALTAN 氏から数えると、

5代までの人が集まっていることになります。

8人いる子供の家族が、

毎年順番で主催者となり、

集まりを開いているようです。


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私たちは、

お昼を頂いたところで失礼したのですが、

午前中いっぱいかかっても、

8家の家族親族紹介も終わりませんでした。

 

紹介はというと、

それぞれ、

今はどこに住んでいて、

どんなことをしていてという話に始まり、

年配の人は地域に伝わる古い歌を歌い、

ギターが達者な人は演奏を披露し、

口が達者な人はちょっとした小噺を打ち、

という感じで、

前に出る人も、

席で聞いている人も盛り上がりました。

 

各家族ごとにモチーフカラーが決まっていて、

家族ごとにお揃いの色の服で登場するという、

家族愛を感じる素敵なギャザリングでした。

 

外国人は私だけで、

司会の人にはちょっとイジられました。

 

ただ、

外国に住んでいるフィリピン人はとても多いので、

話の最後に、

「次回は海外に住んでいて出席しない人は罰金にしましょう」

と言っていましたね。

 

孫同士、

ひ孫同士、

あるいは玄孫同士が一同に会して集まるというのは、

凄いことですよねー

 

(続)