タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

2017-18 冬

 

ここバンコクにも、

冬と呼べる時期があります。

 

冬至の日前後の期間は、

さすがに気温が下がり、

日本人の間では、

日本の寒さを懐かしむように

 

「寒いねー」

 

というあいさつが交わされます。

 

年によって、

この寒いと感じられる日の長さが違うのですが、

今年はかなり長い期間、

「冬」が続きました。

 

今年のバンコクの冬の始まりは、

こんな感じでした。

 

12月になる前から、

ショッピングモールやホテルの、

クリスマスの飾り付けが始まります。

 

昨年は、

国王の喪中の時期と重なったため、

デコレーションらしいものはほとんどなく、

静かなかんじでした。

 

今年は、

その分を取り戻そうとしているかのように、

仏教国とは思えない、

きらびやかという言葉よりも、

ド派手という言葉がピッタリの飾り付けでした。

 

ただ、

飾り付けが終わっても、

まだまだ暑いので、

個人的にはあまり冬を感じません。

 

12月半ばから、

日差しがいくらか和らぐと、

おしゃれなタイ人たちが長袖の服を着始め、

街に冬の訪れが告げられます。

 

今年は、

涼しくなるのが意外に早く、

助かるなーと思っていたのですが、

気温が下がっていく日が続き、

なんと、

バンコクで最低気温が14℃まで下がりました。

 

これは私もびっくりしましたが、

タイに長い人もかなり驚いていたようで、

「今年はタイに来て1番寒い」

という言葉を何度も聞きました。

 

日中、

日が出ていても暑くない、

冷房がガンガン効いているオフィスよりも、

外の方が涼しい、

という、

普段では考えられない現象が見られ、

アパートのとなりの駐車場からは、

朝車のエンジンが掛からず、

悲しいエンジンスターターの絞り出すような呻き声が聞こえました。

 

私も、

夜中に寒くて目が覚める日が何度もあり、

長袖のTシャツを着て寝て、

その上にポロシャツを着て仕事に行く日もありました。

 

涼しい日は1月15日くらいまで続き、

今年はかなり本格的な冬でした。

 

ただ、

もうさすがに寒い日はなくなり、

毎日毎日暑さが強まっていくのを体感しています。

 

ここから、

4月半ばの暑さの最高潮に向けて、

一気に暑さが加速し、

体はしんどい時期になります。

 

また心地よい時期が巡って来るまで、

11ヶ月に及ぶ夏が、

今、正に始まったところです。。。