年末年始に、
フィリピンに行ってきました。
フィリピンへは約3年ぶりの旅行でしたが、
休暇を満喫できました。
イロカノ語の地区大会に1日出席し、
日本にいる時に知り合った友人の結婚式に参加し、
義父の実家を訪問し、
親族と楽しい時間を過ごせました。
旅行といえば、
初立会い、
体験のことが付き物ですが、
御多分に洩れず、
いろいろと経験してきました。
初めて蚊帳を吊った部屋で寝泊まりし、
初めて豚の屠殺に立会い、
初めて犬の肉をいただきました。
…まだまだ、
知らないことがいっぱいありますね〜
あちらでは、
祝い事や大事な来客があると、
飼っている豚を屠るのが、
何よりのおもてなしになります。
初めて屠殺に立会いましたが、
ステファノの殉教を見守るパウロの気分でした。。。
思ったより簡単に絶命する生き物を見て、
命の尊さを思い知らされました。
と同時に、
淡々と作業を進めて行く地元の人を見ていると、
「慣れ」というものの怖さも感じました。
そういう私も、
そんな現場に立ち会っていながら、
普通に調理された物を食べてしまい、
結構いろんなことに鈍感になっている自分を発見しました。
さすがに、
まだ生温かさが残る肉を加工している時には、
複雑な気持ちでしたが。。。
犬の肉は、
さっぱりとして食べやすく、
やや牛肉に近いお味でした。
料理を出してくれた方は、
「自分の家の犬はかわいそうだから、別の犬を買ってきた」
と話していました。
うーん、
まあ確かにそうでしょうね。