特に大きな混乱もなく、
タイでは平穏な日々が続いています。
街で驚くのは、
とにかく黒い服を着た人が多いということです。
ショーウインドウも、
軒並み黒い服になりました。
街を行き交う人の、
半数以上が黒い服を着ている感じです。
フードコートや満員電車で黒い服の人に囲まれると、
もうそれはそれは異様な雰囲気です。
(写真ではなかなかお伝えできませんが)
ショッピングモールや、
駅の電光掲示板も、
軒並み国王の死去を悼むものになっています。
黄色あるいは黄金色に飾られていた国王の写真が、
いきなり白黒になってしまいました。
Big C というスーパーでは、
購入したものやお釣りが表示されるディスプレイにまで、
白黒の国王の絵が表示され、
とても驚きました。
2年以上入院生活が続き、
即位70年を記念する式典にも姿を見せなかった状況からして、
こういう時のための準備が、
内々に進んでいたんでしょうね。
律儀なところにはとても律儀な、
タイ人の気質を感じます。
喪に服する期間は、
国家公務員などは1年間ということなのですが、
黒の時代が1年間も続くのでしょうか。
追記:
タイの今の状況を書いたものを、
多くの方に閲覧していただいております。
いろいろな非日常なことを目にしていて、
何を書き残すか迷っています。
折を見てまた更新していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
タイのあれこれ