「バイク免許への道」バックナンバー
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難関(?)の筆記試験をパスしましたので、
あとは実技試験のみ。
いよいよ免許がもらえる日が近づきました。
という、
明るい気持ちで、
とある木曜日の午前中に、
もう1度免許センターへ行きました。
9:30前に着いたのですが、
午前中の試験はなぜか受けられず、
午後にまた来るよう言われました。
言葉がまったく分からないので、
なぜダメなのかもよく分かりませんでしたが、
ココはタイ、
細かいことは気にしていられませんので(笑)、
午後に出直しました。
1時までに、
カウンターに来るよう言われていたのですが、
10分前になっても、
誰も集まってくる雰囲気がありません。
心配になって聞いてみると、
テストコースに直接行くように言われました。
ココはタイ、
細かいことは気にしていられませんので(2回目)、
言われた通り、
コースの入り口に行きました。
試験の前に、
コースをフェンス越しに見てみました。
意外に道は良く、
敷地も広くて、
運転しやすそうでした。
いよいよ、
試験が始まります。
敷地内の建物に受験者が呼ばれ、
書類を提出します。
この時に、
実技試験で使うバイクをレンタルするかどうか聞かれます。
ここで、
レンタル料の50バーツを払いました。
試験が始まる前に、
教官より説明がありました。
フル、タイ語。
外国人がいることなど、
まったく考慮されていない雰囲気でした。
試験を受ける人の中に、
白人の人がいたので、
「意味が分かりましたか?」
と聞いてみたら、
コースの中盤にある一時停止のところは、
「両足をついてちゃんと止まるように」
と言っていたと教えてくれました。
聞いてよかったー
その後、
みんなでテストコースの簡単な下見をしました。
日本の二輪車の試験と同じように、
S字のコーナーを走るテストがあります。
最初に、
敷地内のコースを走り、
最後にこのS字区間を走って、
実技試験は完了となります。
いよいよ試験開始。
10人ずつ名前が呼ばれ、
次々にコースに出て行きます。
試験官は、
名前が呼ばれた人がスタートして行くのを見送り、
あとは、
何もしません。
ええ、
本当に何もしませんでした。
コースはそれなりに広く、
木が適度に植えられています。
敷地の真ん中は、
坂道発進のテストのためでしょうか、
少し小高くなっているところもあるので、
試験官たちがいる小屋からはすべてを見通せるわけではありません。
それでも、
受験生の実技の技量や違反の有無を調べているということは、
全くと言っていいほどありませんでした。
それより驚いたのは、
試験を受ける人が、
自分のバイクを持ってきていることです。
コースの入り口に並ぶ、受験者のバイクたち
つまり、
彼らは、
免許を取りに、
無免許の状態で、
免許センターまでバイクで来ているということになります。
この時は50人強が試験を受けたのですが、
自前のバイクを持っていないのは、
私のほかは、
韓国人2人を含めて5人だけでした。
無免許運転率90%以上!
しかし、
誰も咎めるでもなく、
淡々と試験が行われ、
皆合格しました。
色々な機会に、
"Amasing Thailand"
というのを見てきましたが、
これは流石に、
呆れるというか、
驚くというか、
目からウロコというか、
本当にびっくりしましたねー
日本人の感覚で、
外国人と接したらいけないんだなということが、
はっきりと分かりました。
根底となる正邪の感覚というか、
物事の見方というか、
いろいろなことの土台となることから、
全く異なっているんですね、ハイ。
その後の手続きは、
車の免許の発行の際と同じでした。
実技の試験の後にもらった、
恐らく実技のテスト結果の書かれた紙と、
手元にある書類を全部まとめて、
9番の窓口に提出します。
その後、
8番の窓口に並び、
整理券を取ります。
名前が呼ばれたら、
免許書に記載される情報をを確認し、
免許証に使われる写真を撮って、
免許を受け取って終了です。
最初にもらえる免許の有効期限は2年間です。
長い、
いやそれにしても長かった。。。。
こうして、
バイク免許への道は、
無事ゴールを迎えたのでした。
(終了)
*実際に取得したのは、2015年7月です。
ブログに載せるタイミングを逸しておりました。
一部の人のはご心配をおかけし申し訳ありませんでした。