タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

3.11

あの恐ろしい災害から、

1年が経ちました。

 

世の中は、

いまだにそれによって生じたことが、

連日報道されています。

 

このZAQの中に保存されている、

2011年3月11日の日記を読み返してみました。

 

書かれているのは、

その時に自分が体験したことと、

被災した方々や影響を受けた人たちへ平安を願う言葉だけでした。

 

世の中が、

ここまで大きなダメージを受けるとは、

思ってもみませんでした。

 

あの日は、

あの地震の後、

インターネットで流されていた、

NHKのニュースに釘付けだったのを覚えています。

 

本当に、

一瞬にして起きたあの大惨事を、

正しく把握して理解するというのは、

いまだに難しいですね。

 

多少の放射能はまったく無害だという意見もあります。

たとえそうだとしてもそれから逃れたいという感情もあるでしょう。

 

ひと時に、

20,000人ほどの人が亡くなるというのは、

どれほどの重みがあるのか。

 

そういうことを、

全部まとめて理解するというのは、

普通の人間には、

できないことかもしれません。

 

しかも、

直接それを体験しているわけではないだけに。。。

 

確かに、

私にとって人生最大の地震を経験しましたし、

その後今に至るまでたびたび起こる余震の怖さも経験しました。

水も売り切れたし、

ガソリンを入れるために行列にも並びました。

 

ただ、

実際に生で体験された人と比べると、

まったく感覚値が違うでしょうしねー

 

九州にいる知人は、

こっちはまったく揺れなかったし、

ものが売り切れるということもなかったし、

放射能の心配もほとんどないので、

正直言ってどれほどの事が起きているのか分からない、

と言っていました。

 

確かにそうでしょうね。

 

逆に、

この災害が、

関東から遠いところで起きていたなら、

これほどマスコミが報道するかどうかも、

怪しいところです。

 

いずれにしても、

直接大きな被害を受けたわけではない私にとっても、

いまだに奇妙な影を落としている、

そういう事が昨年のこの日に起きた、

それが率直なところですね。

 

来年のこの日は、

どんな日記を書くことになるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年3月11日

http://zaq.ne.jp/users/bananacue/article/44/