タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

野球

さきほど、

急遽野球のお誘いを頂き、

ナイターで野球をしてきました。

 

いやー とにかく久しぶりでした。

 

3年ぶりくらいかもしれません。

 

グローブをどこに片付けたのか、

それさえも忘れていましたから。

 

ある友人が、

野球の試合を計画していたのですが、

都合の悪い人が続出してしまい、

人数が足らなくなってしまったようです。

 

そこで、

私にも声がかかりました。

 

携帯で連絡を受けたのが午後5時過ぎ。

 

「今、着替えとか持ってますか?」

 

私は外に出ていたので、

もちろん野球ができるような格好ではありませんでした。

 

話を聞いてみると、

プレイボールは7時からで、

そのグラウンドは、

私の家から1時間ぐらいかかる場所にあります。

 

今からまっすぐ帰って、

準備をしてすぐに出発すれば、

ぎりぎり間に合いそうなタイミングでした。

 

久しくボールを握っていませんでしたし、

今は身軽な独身生活中ですので、

二つ返事で誘いを受けました。

 

すぐに家に帰り、

軽く腹ごしらえをして、

とりあえずバットで素振りなどをして、

(意味がないというの分かっていますが…)

靴と服を準備しました。

 

野球用のスパイクは持っていないのですが、

とりあえずサッカーのスパイクを持っていくことにしました。

 

普通の運動靴よりはまだましですから。

 

ただ、

肝心のグローブが見つかりません。

 

妻が、

どこかにしまったようです。

 

そこで、

早速妻に国際電話をかけました。

 

妻の親族の様子を聞きつつ、

グローブのありかも教えてもらいました。

 

準備が整い、

いざ出発!

 

しかし、

道がとても混んでいて、

着いたのは試合が始まって20分ほど経ったところでした。

 

着いてすぐに、

キャッチボールもせずに、

割り当てられていたセンターのポジションへ。

 

足も遅いし、

フライが来ても取れないよー

と思いつつ、

とりあえずその回は何事もなく終了しました。

 

落ち着いて相手のチームを見てみると、

みんなおそろいのユニフォームを着ています。

 

こちらは、

ユニフォームっぽいのを着ている人もいますが、

私のように、

せいぜい草野球程度の格好の人がほとんど。

 

これは大変な試合になりそうです。

 

3年ぶりぐらいにグラウンドで野球をするような私が、

そこに混じって試合に出てもいいんでしょうか?

 

恐れていたことが、

3回の表の攻撃の時に起こりました。

 

お互い0-0で迎えたその時、

9番バッターの私のところに、

打順が回りました。

 

2アウト1塁3塁。

先取点を取る絶好のチャンスです。

 

普通だったら、

「よっしゃ一点とってやる」

くらいの気持ちで打席に立つところでしょうが、

いかんせん、

生きたボールを打つのはかなりごぶさたしています。

 

初球。

やや高めに外れた変化球を強振。

 

バットは見事に空を切りました。

 

ん?

 

若干感じるこの腰の違和感はなんだ?

 

しかし、

もう一度集中、集中。

 

深呼吸をして、

再び打席へ。

 

何球目だか忘れましたが、

夢中になって振ったバットにボールが当たる感触が。

 

一塁まで全力疾走したものの、

結果は平凡なショートゴロ。

 

せっかくのチャンスをふいにしてしまいました。

 

まあ、

打てないのはしょうがないとしても。

 

もっと不安なのは守備です。

 

そういう不安は的中するんですよねー

 

ある回で、

満塁の場面で、

よりによって私の守るセンターにフライが飛んできました。

 

打者が右バッターだったので、

やや右中間寄りのところに守っていましたが、

いい具合にほぼ正面にフライが飛んできました。

 

が、しかし。

 

ボールはグラブから滑り落ち、

見事に2点タイムリーエラー。

 

その回にベンチに戻る足取りの重さといったら…

 

北京オリンピックでレフトフライをエラーした、

GG佐藤選手の気持ちが良く分かりました。。

 

二度目の守備機会も、

センターへの浅めのフライでした。

 

今回も落下点には入れたものの、

ボールはグラブの中で弾み、落球。

2回続けてのエラーとなりました。

 

結構本気モードの試合なだけに、

ピッチャーの落胆は大きかったでしょうね。

 

本当にスイマセン。

 

ただ、

これ以降は、

余分な肩の力が抜け、

周りに期待されることもなく、

幾らか気楽にプレーできました。

 

2打席目も平凡なショートゴロでしたが、

その前に相手のスピードボールをうまくファールできたことに喜び、

3打席目は、

打球がレフトのグラブをはじいて出塁。

 

一応3打席ともバットに当たりました。

 

守備の方でも、

もう一度守備機会がありました。

 

試合の最後の方に、

ライナー性の当たりが私のところに飛んできたのです。

 

私に目がけて一直線でボールが向かってきて、

えいっと差し出したグラブの中に、

見事ボールが納まりました。

 

良かった~

 

三度目の正直といいますか、

ボールが勝手にグラブの中に入ってきてくれた感じでしたが、

うまい具合に捕球ができて、

とりあえずは終わりよければすべて良しという形になりました。

 

いろいろと迷惑をかけてしまいましたが、

試合が終わったあとの爽快感というのはいいものですね。

 

エラーした後の気まずさはもう勘弁ですが、

またあの広いグラウンドで体を動かしたいと思いました。

 

今度は、

ちょっと練習してからがいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

北京オリンピック 野球 3位決定戦

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=NAI5mndbzl4#t=250s