10年ひと昔。
やはり10年も経てば、人も街も変わっていきます。
今回の旅行で見つけた変化もありました。
まずは、外国人の数。
特に東南アジア系の人たちにたくさん会いました。
現地の人に聞いてみると、
インドネシア人とフィリピン人女性が特に増えているそうです。
彼女たちはメイドさんとして雇われています。
街でメイドさんをあっせんしている店を見つけました。
窓には写真付きの自己紹介がびっしり張られていました。
日本で見かける不動産屋さんと同じような感じです。
そこには、
彼女たちの写真はもちろん、
年齢、体重、最終学歴、どの程度英語が話せるかなど、
個人情報満載のバイオデータがびっしりと書かれていました。
彼女たちが一斉に休みになる日曜日は、
街中にインドネシア人・フィリピン人があふれているそうです。
日本文化の浸透というか、
日本に対する高感度というものも、
以前より強くなっているような気がします。
街には、
福山雅治さんのベストアルバム発売を知らせる
大きなポスターが貼られていましたし、
美容ドリンクの"ショコラBB"は、
"いま日本で最も売れている美容ドリンク"
というメッセージ付きで大々的に宣伝されていました。
昔から、こんなにすごかったでしょうか?
中国本土では、
まだまだ日本に対するイメージが悪いでしょうから、
こんな風にはいかないでしょうけれど。
ちょっと残念な変化は、
屋台の数が少なくなったような気がします。
また、気楽に入れる感じの大衆向けのレストランも、
ちょっと少なくなったかもしれません。
この前行った時は、
それこそ街中に、
「麺」「粥」
と書いてある、
それほど清潔感が漂っていない風のお店があった気がします。
今回の旅行では、
そんなお店を探すのに、
ちょっと苦労しました。
やはり、全体的に街がきれいになっているのかもしれませんね。
もう一つ大きく変わっていたのは、
やはり為替レートです。
当時は1香港ドルが15円くらいでした。
それが、今は1HKD=10円台ですからねー
3分の2ですよ。
円高ですねー
もちろん、
モノの値段は少し上がっているかもしれませんけれど、
それにしても、物価が安いと感じられますね。
現地のスーパーで、
いろんなお菓子や食べ物を買ってきました。
結局、
どの国にいっても、
お土産らしいものはほとんど買わず、
スナックとかビールとか即席めんとか、
現地の人が普通に食べているものをいっぱい買ってきて、
それがお土産替わりになっちゃうんですよねー
その辺は、
やっぱり変わっていない、っか…