大地震と大津波から3日が過ぎました。
「東北関東大震災」という名称が用いられるようになり、
これがいかに大きな地震災害だったかが分かります。
死亡者は10,000人を超える予想も出て、
まさに空前絶後の災害となっています。
その影響は、
震源地から4~500kmほど離れているここ神奈川県にも及んでいます。
まず、
ガソリンスタンドには長い列ができています。
すでにガソリンが売り切れて、
閉店しているスタンドもかなり増えています。
スーパーやドラッグストア、ホームセンターでも、
売り切れになるものが続出しています。
例を上げると、
トイレットペーパ、
カップラーメン、
カセットコンロのガスボンベ、
懐中電灯、
電池、
パンなど、
非常食になりそうなものや防災グッズは、
軒並み売り切れです。
南関東に住んでいる私たちにとって、
余震の震源地がだんだん南下しているのが気がかりなのです。
三陸沖で起きた地震の余震が、
福島県沖、茨城県沖で発生し、
このまま関東地方や東海地方で地震が起きたら…
と、感じている人は多いのでは。
そこに来て、
気象庁の余震についての発表は、
「3日以内にマグニチュード7以上の余震が発生する確率は70%」
「内陸や沿岸部で発生すると震度6弱、地域によっては6強」。
とにかく、
未だに体に感じる地震が収まりませんので、
(ここ神奈川県での話です)
このような余震についての発表は、
精神的に影響があります。
私の友人は、
福島県の内陸部の郡山市に住んでいます。
彼は3階建てのマンションの1階に住んでいるのですが、
建物全体が傾いてしまったそうです。
水道、ガス、電話は不通のままで、
今の家にはもう住めないかもしれないと言っていました。
そして、
すでに埼玉県地方の友人たちが、
緊急物資を持って先方に向かっているとのことでした。
私の妹は(書く順番が違うか)、
同じ福島県の白河市に住んでいます。
やはりライフラインがストップしてしまい、
苦労していました。
そこに来て、
福島の原子力発電所のニュース。
それを聞いて、
群馬県に住む両親が迎えに行き、
往復10時間のドライブを経て、
今は実家に帰省しています。
妹の話では、
白河市で亡くなったうちの3人は、
妹の娘と同じ幼稚園に通う方だったそうです。
ニュースに出てくる死亡者と、
自分の知っている人と結びついたのは、
これが初めてです。
宮城県石巻市に住んでいる親戚や友人はどうしているのだろうか?
まだコンタクトが取れていないだけに、
大変心配です。
話が前後しましたが、
ニュースで繰り返し報道されている、
福島、宮城、岩手各県の沿岸部だけでなく、
東北地方の内陸部や、
茨城県や栃木県などの北関東地方でも被害が出ています。
とにかく、
1日も早い復旧、復興を祈ります。