タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

安否確認

 

今から16年前の1995年1月17日。

この日は、

忘れもしない、

阪神淡路大震災が起きた日です。

 

その日の朝、

仕事を出る時に地震の第一報が報道されていて、

夕方仕事から帰ってくる時間になると、

続々と各地の被害の情報が入ってきました。

そして、この災害をきっかけに、

携帯電話が有効な連絡手段だという印象が定着したように思えます。

 

そして、今回の大地震。

なんといっても驚きだったのは、

地震についての情報が、

地震直後から大量に報道されたことです。

 

その中心的な役割を果たしたのは、インターネットでした。

気象庁のホームページで地震速報を知り、

NHKのニュースは、

すぐに USTREAM 上で世界中の人が無料で見れました。

ニュースについての詳細な説明や補足情報がツイッターで流れ、

今どこでどんな救助が必要なのか、

その他の情報がオンタイム、オンデマンド、オンラインで共有できました。

 

地震後、

複数の人の安否を確認する必要がありましたが、

その時に活躍したのは、

あの facebook でした。

たくさんの人が facebook 上でオンラインになり、

連絡を取りたい人たち同士が一斉にメッセージを送り合いました。

もちろん、日本国内外を問わずです。

 

携帯電話や固定電話は、

とにかく、つながらない。

東京地方やここ神奈川県下でも、

通話がかなり制限され、

今日の朝方でも、つながりにくい状況でした。

東北地方への通話は、

地震発生後24時間たった今でもつながりません。

改めて、

電話という連絡手段が災害時に機能しなくなる

ということを痛感させられました。

 

そのような状況でも、

スマートフォンは有用なガジェットだったようです。

電話がつながらなくても、

facebook を開いて、

そこからオンラインになっている家族や友人とコンタクトをとれました。

ustream を見れる無料のアプリを取っている人は、

そこでニュース動画をライブで見ながら、

そこに表示される多くのツイートから情報を得られたわけです。

 

う~ん。

これは、

この地震で一気に

ustream,

facebook,

smart phone

が普及するかもしれませんね。

 

余震が収まってきて、

そんなことを感じました。

 

 

 

 

USTREAM NHK総合 高画質

http://www.ustream.tv/channel/nhk-gtv2