日本から帰国した日から(!)、
サムットプラカン県のバンプリーで行われているプロジェクトに、
参加させていただいています。
王国会館や大会ホールの建設に参加していたのは、
20代の頃の忘れられない思い出です。
その頃の経験を活かせたら良いなと思い、
LDCの申し込みを出したら、
次の月に電話があり、
招待をいただきました。
私は、
学校を卒業してから8年ほど、
鉄筋工のアルバイトをしていました。
そのため、
基礎工事の経験はあるのですが、
今回招待をいただいたのは左官工事です。
う〜ん
「日曜大工という言葉はあるが、
日曜左官という言葉はない」
若い頃に、
左官屋さんの親方にそう言われたことがあり、
不安を胸に現場に着いたところ、、、
玄関には、
モルタル用のセメントが山のように置かれていました。
建物は鉄骨建てで、
壁はARCが積まれていますので、
壁の両面がモルタル仕上げとなります。
日本なら大工さんの仕事の部分が、
ほとんど左官屋さんの仕事 というわけです。
これは、
やはり技術を持った人の仕事ですよねー
間仕切りの部分は、
まずALCを積んで、
その後の高さ調整の部分を、
型枠を作って手練りのコンクリートを打設します。
セパレーターや鉄パイプ、サポーターなどは一切なく、
針金と釘で型枠を固定しています。
これも、
経験と職人技が求められます。
ということで、
私の仕事は、、、
モルタル練り!
2週間、
練りに練って練りまくりますよー