タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

友情

昨日の夜から、

小学校1年生の男の子が、

我が家に泊まりに来ています。

 

なぜか分かりませんが、

向こうの方から、

とてもなついて来る子で、

私のことを、

自分の友達だと、

いろいろな人に公言しているらしいのです。

 

ということで、

春休みのイベントを兼ねて、

我が家に「一日養子」に来ています。

 

この子は、

なかなか賢い子で、

いろいろと小難しいことを、

良く知っています。

 

「溶岩」

「赤血球」

 

そういう、

なかなか高度な単語が、

どんどんと飛び出しています。

 

まだ、

小学校1年生ですよー

 

学校では、

どんな子だと思われているんでしょう。

 

その子には、

お兄ちゃんがいるのですが、

こういう学問的なことにはまったく無関心。

 

お母さんは、

外国人ということもあり、

教育が限られていることと、

言葉の壁が原因で、

こういう深いことを話すことができないみたいです。

 

お父さんは、

夜勤の仕事をしているので、

基本的に子供と過ごす時間が限られています。

 

ということで、

彼には、

話の合う、

適当な話し相手がいないみたいですね。

 

私が、

合いの手を入れながら聞いていると、

もう、

いつまでもいつまでも話をしています。

 

話したいことが、

いっぱい貯まっているんでしょう。

 

その話に、

関心を示しながら聞いてくれる大人である、

という理由で、

どうやら私が好かれているみたいです。

 

まあ、

私も、

小さい時は、

いろいろと大人相手に話をしていた気がしますので、

彼の気持ちが分からないでもないんですよね。

 

彼が話してくることに、

ちょっと付け足す感じで、

彼の知らないことを話してあげると、

真剣な眼差しで聞いていて、

鋭い質問を返したりしてきます。

 

小さい子って、

そうやって、

どんどんと新しいことを吸収していくんでしょうね。

 

年の差はありますが、

いい感じで、

一種の友情が育めているようなので、

大切にしていきたいと思います。