タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

自転車のチューンアップ

友人から、

自転車をもらいました。

 

妻が仕事を始めたので、

自転車が必要になっており、

なんともちょうど良いタイミングで、

いただくことができました。

 

ただ。

 

ワイヤー式のロックが付いたままで、

鍵がどこに行ったか分からない、

という状態で、

半年以上放置されていた自転車です。

 

見に行ったところ、

タイヤは前後とも空気が甘くなっていました。

 

空気を入れたところ、

前輪は問題ありませんでしたが、

後輪は、

空気入れをはずすと、

プシューっと空気が漏れてきました。

 

バルブを外してみると、

虫ゴムがやられていました。

 

ということで、

ホームセンターで虫ゴムを買ってきて、

とりあえず1つ問題クリア。

 

次は、

鍵がないワイヤーロックです。

 

どうやってはずすそうかなと、

何日か考えていましたが、

とりあえず、

妻が、

家にあるプライヤーで、

切断を試みるとのこと。

 

そんなにいいプライヤーではなかったので、

無理だろうなと思っていたら、

妻は、

その自転車に乗って家に帰ってきました。

 

どうだった?

と聞いたら、

5分くらいで切れたとのこと。

 

すごいですねー

 

自転車がどんな状態なのか、

私が乗ってみると、

ブレーキのワイヤーがかなり伸びていて、

目一杯ブレーキレバーを握ると、

ハンドルまでくっついてしまうくらいでした。

 

さらに、

ギヤが、

後ろの6段は変わりますが、

前の3段は、

一番内側の小さいギアに入ったまま、

変わらなくなっていました。

 

うーん。

ワイヤー類がだめみたいですね。

 

ということで、

ブレーキとワイヤーがつながっているところを、

棒レンチでゆるめて、

ワイヤーを引っ張った状態で締め付け、

ブレーキがちゃんとかかるように調整しました。

 

ギヤの方は、

ワイヤーの針具合を調整するのに、

六角レンチが必要でした。

私が持っていた、

8mmのレンチでは入らず、

10mmのレンチでは大きすぎるので、

9mmのレンチが必要みたいです。

 

9mmって微妙だなー

と思って、

ホームセンターに行くと、

8mmと10mmの組み合わせの六角レンチは、

たくさんあるのですが、

9mmというサイズが見当たりません。

 

よーく探してみると、

分数で表示された、

小さなサイズの六角レンチがありました。

 

その大きさを比べてみると、

8mmより大きく、

10mmより小さいサイズでした。

 

これかー

 

多分、

インチ表示なんでしょうね。

 

もう少し探してみると、

板スパナのコーナーに、

9 と 10 と書いたスパナがありました。

 

これが、

さっきの分数表示のやつと同じ大きさで、

しかもお安かったので、

こちらを購入。

 

早速ギアのところのボルトにあわせてみると、

ぴったりの大きさでした。

 

ギアを動かしているワイヤーを調整しようと思ったのですが、

ワイヤー自体が、

どこかで錆び付いてしまっているようで、

うまく調整ができませんでした。

 

とりあえず、

錆び付いて動かない状態だったので、

一番外側の大きい歯車にチェーンが噛み合うようにして、

その状態でギアを固定できるようにしました。

 

こんな具合で、

妻に手伝ってもらいながら調整したのですが、

ちょっとした調整で、

ブレーキのかかり具合とか、

ギアが変わっていく様子を見て、

ちょっと驚いたようでした。

 

私は、

あまりこういうことは得意ではないのですが、

とりあえず、

夫としての面目は保てたようです。

 

壊してしまった鍵の代わりに、

新しいロック錠も買って、

これでいつでも乗れる状態になりました。

 

妻が、

この自転車で通勤することになりそうですが、

調整したところが外れて自転車が止まらなくなって怪我をした‥‥

なんて事が起こらないで欲しいと思っています。

 

しばらくしたら、

こっそり、

ビスの増し締めをしておきましょう。