タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

バッテリー上がり

車が、

バッテリー上がりで止まってしまいました。

 

事件が起きたのは、

今日の午前11時過ぎ。

知人の家を訪問した時のことです。

 

車を停められるちょうどいいスペースがなかったので、

その人の住むマンションと、

隣の雑居ビルの間のわずかなスペースに、

押し込めるようにして愛車を停めました。

 

場所が場所だっただけに、

ハザードランプをつけたままにして、

20分くらい停めておきました。

 

車に戻って、

ハザードランプを消し、

イグニッションキーを回すと、

 

ククッ

 

という、

か細い音が室内に響き、

エンジンは動き始めません。

 

ん?

 

まさか?

 

もう一度深呼吸をして、

ラジオやルームランプなどの電装品がオフになっていることを確認し、

イグニッションキーに伸びる手と、

アクセルに軽く載せてある足の先に注意を集中し、

もう一度トライ。

 

クックッ…

 

冷え込むようになった時期の虫の鳴き声のような、

弱々しい音がしたものの、

エンジンは始動しません。

 

あっちゃー

 

 

そういえば、

先月、

一度バッテリーが上がって、

車が動かないことがありました。

 

それはとても暑い日で、

妻が友人を駅まで迎えに行った時でした。

 

車を小さな駅のロータリーの外れに止め、

友人を待っていたそうです。

 

待ち合わせに少し遅れた友人が車に乗り込み、

いざ走り出そうとすると、

やはり同じように弱々しいセルモーターの音がしただけで、

車が動かなかったそうです。

 

日本語が不自由な妻は、

妻よりは日本語が話せる友人の助けを借り、

たまたま通りかかった男性に助けを求めて、

なんとかその場を切り抜けたそうです。

 

その後、

カー用品屋さんでバッテリー強化液を買って、

バッテリー液を補充をしたものの、

その後は普通に走れていたので、

バッテリーは交換していませんでした。

 

そして、

今回のバッテリー上がり。

 

やはり寿命なようですね。

 

今度交換してきます。

 

えっと、

どうやって今回のバッテリー上がりを克服したかといいますと、

 

押しがけです。

 

はい、

私の車は MT なので、

ギアを1‐2速に入れてクラッチを切っておき、

車を押して、

ある程度スピードが出たら、

クラッチをつないであげると、

エンジンが始動します。

 

妻に運転席に乗ってもらって、

私が車を押しました。

 

うまい具合に、

車を停めた目の前の広い道路は、

普段なら分からないくらいの、

緩やかな勾配がついていました。

 

車が途切れたのを見て、

車を押して歩道を越え、

車道を右に出ます。

 

緩やかな下りに助けられ、

車は意外とスムーズに進んできます。

 

最初は、

車道まで車を出したあと、

妻に押しがけの方法を説明してから、

やってみようと思っていましたが、

いい感じで車のスピードが出たので、

(と言っても歩く速さよりちょっと速いくらいですが)

そのまま妻にやってもらいました。

 

「クラッチ オン」

「1st ギア!」

「クラッチ オフ!」

 

言われるままに車を操作する妻。

 

そうしたら、

無事にエンジンがかかり、

妻はアクセルを踏んで、

ググーッと加速していきました。

 

15メートルくらい進んで、

妻が車を止めました。

 

妻に聞いたところ、

エンジンがかかったのは気がつかなかったとのこと。

 

スムーズにかかったので、

とりあえずは成功ということにしておきましょう。

 

まあ、

とりあえずいい経験になりましたね。

久しぶりに押しがけで車のエンジンをかけました。

 

その後も今日は一日車に乗りっぱなし。

 

私の愛車は、

今は下の駐車場で、

明日の出番を待っています。

 

さてさて、

明日の朝は、

エンジンがかかるかな?