タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

9月になって変わったこと

9月に入って、

通勤の風景が少し変わりました。

 

相模鉄道海老名駅の、

プラットホーム上にあった、

立ち食いそば屋さんが、

閉店したのです。

 

そのお店は一風変わっていて、

入口の上には大きく、

"COFFEE SHOP"

というサインが掲げられています。

 

どこかで、

このお店が紹介されているのを読んだのですが、

(相模鉄道が発行している情報誌だったかも)

そこの人気メニューは、

カレーライスとのことでした。

 

なんでも、

お客さんの三分の一はカレーを注文する、

と書いてあったと思います。

 

そんな、

ちょっと変わった立ち食いそば屋さんでしたが、

それなりにお客さんは入っていたように思います。

 

そのお店は6時半に開店していたので、

6時38分の電車に乗っている私にとっては、

開店してすぐのお店の様子をいつも見ていました。

 

そして、

早朝から鼻をくすぐるのは、

立ち食いそば屋さんから漂ってくる、

カレーの香りでした。

 

1皿400円だったかな?

 

いつかは食べたいと思っていたのですが…

 

まさか、

突然に閉店するとは。

 

最後に通りかかった8月19日までは、

閉店を思わせるものは何もなかったと思うのですが。

 

まあ、

牛丼が280円、

カレーが330円で食べられる時代ですからね。

 

駅の立ち食いそば屋さんの安さや気軽さが、

ほかでも経験できるようになってしまいましたから。

 

外食産業の競争の激しさは、

昔から見られた駅の風景までも変えてしまうのですね。

 

多くの人が行き交う駅のホームで、

ひっそりと佇んでいる閉められたままのシャッターが、

なんとも物悲しい雰囲気を醸し出しています。