タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

採血

血を見るのは、

とても苦手な私です。

 

そんな私が、

妻の採血の一部始終を見ることになってしまいました。

 

妻の付き添いで一緒に皮膚科に行ったところ、

ある薬を治療で使えるかどうか調べるために、

採血が必要だと言われました。

 

皮膚科でもそういうことをするんだなー

と思っているうちに、

別室に案内され、

採血が始まりました。

 

妻は、

なかなか血管が浮き出てこない体質らしく、

以前もなかなか血が取れなくて大変だったと話していました。

 

そのことを看護婦さんに話すと、

そうですかーと一言言った後、

やや緊張した面持ちで注射針を腕に入れていきました。

 

注射針で血管を探すというのは聞いたことがありますが、

本当にそうなんですねー

 

肘の内側辺りに注射針を刺した後、

針の先が微妙に動いているのが、

少し離れていたところにいた私にも見えました。

 

結局、

針が欠陥にたどり着かず、

一度目は失敗ということになりました。

 

ごめんなさいね と、

恐縮がる看護婦さん。

余計なことを言ったので、

緊張させてしまったのかもしれません。

 

妻にとっては、

予想の範囲だったらしく、

それほど痛がることもなく、

看護婦さんに促されるまま、

反対の腕を差し出しました。

 

その時、

通りかかったほかの看護婦さんが、

採血している看護婦さんにいくらかのアドバイスをしました。

 

あら?

もしかして、

あまり採血が得意ではない看護婦さんだったのかしら?

 

二回目の採血は、

手首の内側辺りで再挑戦となりました。

このあたりからも採血できるんですね。

 

ただ、

妻はちょっと痛かったようです。

最初の時は何でもなさそうな妻の顔が、

少々ゆがみ、

こちらに表情で訴えかけてきました。

 

5,6秒後でしょうか、

無事血管に針が行き着いたようで、

針と注射器をつなぐチューブの中に出てきました。

 

ところが。

血はそれほど出てこず、

肝心の注射器の方にはなかなかたまりません。

 

5cc の血液を採取する事になっていたようですが、

なかなかその量になりません。

 

自分が以前の健康診断で採血した時は、

血液が逆流しているくらいの勢いで、

注射器の中に貯まったようなように記憶しているのですが。

 

必要な量の血液を取り出すために、

結構な時間がかかりましたね。

1,2分はかかっていたような気がします。

(血が苦手な私にとって長く感じただけかもしれませんが)

 

途中で先ほどアドバイスした看護婦さんがまた近づいてきて、

注射器を動かすようなジェスチャーをしながらまたアドバイスをしていました。

 

うーん、

やっぱりあの看護婦さんは、

採血があまり得意ではなかったのかも。

 

そうこうしているうちに、

何とか採血は終了したのでした。

 

いやー

 

病院嫌いの私にとっては、

見ているだけでも嫌ですねー

 

チューブの中に血が出てきた時は、

若干変な汗が出るというか、

気分が一瞬ですが悪くなりました。

 

血液検査なんて、

もう5年くらいはごぶさたしていますね。

 

本当はしたほうがいいんでしょうけどね。

 

それにしても、

病院は遠慮したいですね。。。

 

健康には注意したいと思います。