タイのあれこれ

と、フィリピンのあれこれも

いまどきの小学生

今日の通勤電車で、

小学生の隣りに座りました。

 

朝6時半過ぎの電車に乗って、

横浜まで通っている小学生。

サラリーマンに囲まれた電車の中で、

この子は毎日通学しているのでしょうね。

制服を見たところでは、

横浜市内の某有名私立小学校の児童とお見受けしました。

 

風貌からすると、

たぶん彼は小学校3年生くらいだと思います。

座席に腰掛けている彼は、

手にしている漢字のワークブックを読んでいました。

 

"どんなものを勉強しているんだろう"

 

興味が湧いた私は、

その本の中身に目をやりました。

 

彼が読んでいたそのページには、

「一級四字熟語」

という見出しが付いていました。

 

そこには、

熟語の読み方やその意味がいろいろと説明されています。

 中には蛍光ペンのしるしや書き込みがいっぱいで、

相当勉強している様子です。

漢字検定でも受けるのでしょうか?

 

そして、

そこに出ていた熟語にびっくり!

 

さっとしか見えませんでしたが、

私が知っているような四字熟語はありませんでした!!

 

全く意味の分からないものや、

聞いたこともないようなものが、

ずらーっと並んでいました。

 

えぇーっ...

 

あどけない小学生のこの子が、

こんなに難しい四字熟語を勉強しているんだー

 

"お受験" という言葉は知っていましたが、

こんなに小さい時から、

こんなにみっちりとお勉強させるんですねー

 

朝の横浜駅では、

一人で電車を乗り換えて通学する小学生の姿や、

お父さんと手をつないで一緒に歩いている小学生の姿を見かけます。

 

もちろん、

教育の必要性やその意義については、

私も異論はありません。

 

ただ、

あの満員電車で小学生を通学させるというのは。。。

他人の子供でありながらも、

どうもやりきれない思いがしてしまいます。

 

そこまでして、

子供に勉強をさせるべきなのか?

 

親になったことがないので、

何かを言える立場にはないのですが、

いろいろな意見があるのでしょうねー

 

自分が小学生だった時も、

中学受験をする子はいましたが、

それでも学年で4,5人で、

マイナーな存在でした。

 

今は、

小学校や幼稚園のうちから、

いわゆる高等教育を受けられるように、

親たちが準備をしているところも多いのでしょう。

 

その一方で、

子供の学校生活には全く無関心な親も、

大勢いるようです。

 

「格差社会」

といわれて久しいですが、

この差は、

どんどんと広がるばかりなのでしょうね。

 

今の子達が大人になったら。

 

ゆとり教育世代の若者たちとも、

大きなギャップを感じてしまう私としては、

まったく想像も付きませんねー